愛車を撮る(基本編)


基本編 1. カメラの操作

ワタシは、写真を撮るときの3つの重要な要素は
・ピント
・構図
・露出
だと思います。

このうち露出については、ほとんどをカメラが自動でやってくれますし、デジカメでは専用ソフトでの加工も自在です。ですから、現在では露出については、それほどナーバスにならなくてもよいものと思います。(露出については「実践編 4」をどうぞ)
ですから、写真を撮るときに失敗してはいけないのは「ピント」と「構図」だけとなります。

さて、多くのカメラはオートフォーカス(レンズが自動的に動いてピントを調整)だと思います。そして、シャッターボタンを半分押すとピントが合い、さらに深く押し込むとシャッターが切られます。これはごく基本的なことです。

「ごく基本的なことです」とサラッと書きましたが、大丈夫でしょうか??

「そんなこと当然だ」と思われた方は、どうぞ先に進んでください。
もし「あまり意識しなかった」「初耳だ」という方は是非じっくりとお読みください。「シャッター半押しでピントが合い、全押しでシャッターが切られる」というのは、カメラ操作の基本中の基本です。しかし実際には、シャッターはただの1ストロークのボタンだ、と思われている方が、意外と多いように感じます。

この「シャッター半押し」というのが、とても重要なテクニックです。
というのは、カメラは「シャッター半押し」で、ピントをロックすると同時に、露出もロックします。つまり半押しした瞬間にピントと露出が決まるのです。まずここで、特にピントが確実に合うようにすることが重要なのです。

もう一つ重要なことですが、このピントと露出を決定する場所は、ファインダー(画面)の中の真ん中です。「3点AF」だの「中央部重点評価方法」だの詳細は省略しますが、多くのカメラは、ファインダーの真ん中のポイントでピントと露出を決定します。

さらに、カメラはシャッター半押しの状態で、すでに決定されたピントと露出を、指を離すまで維持します。

ここまでをまとめて、もう一度繰り返しますと、カメラは
・シャッター半押しで
・ファインダーの中央部分で
・ピントと露出を決定し、それをロック
し、シャッター半押しを維持している間、これを維持しています。そしてシャッターが全押しされるのを待つわけです。

一方、構図については、シャッター半押しの時点で、まだ自由に変更できる余地があります。ピントを合わせるのはファインダーの真ん中なので、被写体は真ん中にすることが多いのですが、シャッター半押しのままで画面をズラすと、ずいぶん構図がよくなってきます。

下記に「シャッター半押し」で構図を決める例と、ピンボケの例を挙げます。

普通にファインダー真ん中に被写体を合わせると、このような写真になります。

車は横に長いものなので、こういった構図ですと、下に地面がたくさん写りがちです。地面はたいていのケースでは美しくないので、隠したほうがベターなのです。

そこで、被写体にピントを合わせてシャッター半押しでロック、そのまま被写体を少し下にもってきて、地面をなるべく隠すようにします。

そうすると、このように、同じ条件で撮った写真ですが、空の面積が広がって、よい構図になってきました。

こちらはピンボケのサンプルです。この写真では、背景の看板にピントが合ってしまったための失敗です。手前の車にピントが合うようにしなくてはいけません。

同じサーキットの同じコーナーですが、今度は被写体にピタリとピントが合いました。

サーキットの場合、だいたいレコードラインは決まっていますから、あらかじめ来ると思われるところに近い目標にピントを合わせておいて待ち伏せする、いわゆる「置きピン」というテクニックを使います。

まとめになりますが、このページのポイントは
・写真では「ピント」「構図」「露出」が重要
・特に現代のカメラでは「ピント」と「構図」が重要
・シャッター半押しでピントと露出が決定される
・シャッター半押しのままカメラを動かして、構図を変えることができる
といったところです。ごく基本的なことですが、是非抑えておきたいポイントです。

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最終更新日:2004.01.04


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