ギャラン VR-4

三菱 ギャラン 2000 DOHCターボ VR-4
(所有時期:1996年8月~1996年9月)
1988年式、グレースシルバー、5MT
六代目ギャランは1987年にデビューしました。そして最上級モデルである「2000 DOHCターボ VR-4」はその2カ月後に発売されました。VR-4は当時クラス最強の最高出力205psを誇る4G63型エンジンを搭載。このユニットは後にランサーエボリューションにも搭載され、以後の三菱モータースポーツを支える名機となります。
六代目ギャランのデビュー当時は自動車のハイテク化、高性能化が加速した時代です。ギャランには「4バルブ」「4WD」「4WS」「4IS」「4ABS」と数々のハイテクが盛り込まれます。これらは「アクティブ・フォー」と称され、デコレーション大好きの三菱らしく、派手にカタログに飾られます。
しかしギャランは単なるスペックおたくではありませんでした。そのデザインは天井の低い4ドアハードトップのいわゆる「カリーナEDブーム」がはびこる中、背の高い骨太なパッケージを持っていました。今でこそこのパッケージを「すばらしい」と評価できますが、右も左もカリーナEDだった時代にこの背高なデザインを取り入れたのは英断と思います。
もちろん走行性能は折り紙つき。三菱は後にランサーエボリューションでハイパワー4WDセダンを極めますが、このギャランVR-4がスタートとなり、後のベースになっていることは疑いを持ちません。なんといっても後のGTOのベースにもなったクルマ、遅いはずがないのです。
90年代に入りスカイラインGT-RやNSX、インプレッサなど超・高性能車がどんどんが出てきたことで、ギャランVR-4は目立たない存在となりました。三菱も対抗策としてランサーで勝負することになり、三菱内での主役も交代となりました。しかし高い性能と優れたパッケージは80年代後半の日本自動車史にキラリと光るものといえるでしょう。
※当時のカタログや各種資料を参照していますが、間違いがありましたら教えてください。
Last updated : 2007.08.07