RX-7 スピリットR
スピリットRに関するコラムや豆知識、FAQ(よくある質問)などをまとめました。
「FD」というのはFD3Sの略です。そしてFD3Sとは当時「アンフィニ RX-7」と呼ばれた1991年デビューの3代目RX-7の形式名です。なお1985年デビューの「サバンナRX-7(2代目)」はFC3S/FC3C、1978年デビューの「サバンナ RX-7(初代)」はSA22Cという形式名がついています。
「6型」について、FD3Sはデビュー以来5回のマイナーチェンジが行われてきました。そしてマイナーチェンジされるたびに車体番号の十万の位が増えてゆきました。いつしかマニアがその十万の位の数字を使って1型、2型…6型と呼ぶようになったのです。
以下、1型から6型までの特徴を簡単に記述します。
1型:1991.09~ 車体番号100001~
アンフィニRX-7としてデビュー。タイプX、R、Sの3グレード。当然ながら人気は走りのグレードのタイプRだった。赤が当時の人気色。

アンフィニRX-7 Type R(1型)
2型:1993.08~ 車体番号 200001~
初のマイナーチェンジ。足回りの変更が主なポイントで、一部グレードは当時運輸省に初めて認可された17インチ40/45タイヤをオプション装着した。カタログから黄色が落ちて、白がラインアップされる。

アンフィニRX-7 Touring X(2型)
3型:1995.03~ 車体番号 300001~
「95年モデル」として登場。価格体系が見直されたのがポイント。限定車だったタイプRZとタイプRバサーストがカタログモデルになる。

アンフィニRX-7 Type RZ(3型)
4型:1996.01~ 車体番号 400001~
エンジンに手が入れられて、パワーが265psにアップしたのが最大のポイント。また、歴代セブンでもお約束の、テールランプが丸目モデルになったのも4型から。1996年はじめから1998年終わりまで約3年間4型が続くが、1997年10月に「アンフィニRX-7」から「マツダRX-7」に名称が変更になる。

アンフィニRX-7 Type R-S(4型)
5型:1999.01~ 車体番号 500001~
久々の、そしてFD史上最大のマイナーチェンジ。ついにエンジンパワーは280psに到達し、同時に冷却系が強化された。また、このモデルから足回りの考え方が大きく変わり、従来の硬いセッティングから、しなやかにストロークさせる柔らかめのセッティングに変更された。個人的には、待望の青が追加されたのが大変嬉しいポイントだった。

RX-7 Type RS(5型)
6型:2000.10~ 車体番号 600001~
結果的にはこれが最後のマイナーチェンジ。5型からの変更点はABSユニットの16bit化、足回りの変更、メーターがホワイトになるなど。大きな変化はなく5型の熟成版といえる。なお2002年3月よりスピリットRシリーズが登場したが、これはマイナーチェンジではないので、モデルとしては6型のままである(7型だったらよかったのに…)。

RX-7 Type RZ(6型)
FD3Sの中古は、国産車では最も選ぶのに難しい部類に入ると思います。理由は
が上げられます。中古派のワタシでさえ、中古をあきらめたくらいです。
しかし現在はFD3Sの新車はありませんから、買うとなると中古になります。
一般的には、5型以降がオススメでしょう。というのも、5型でかなり大掛かりなマイナーチェンジが行われており、冷却系と足回りが大きく改善されたからです。
ただし同じプライスで程度バツグンの4型と程度の怪しい5型があるなら、ワタシなら4型を選ぶでしょう。要はそれくらい、程度を重視した方がよいということです。
セブンの中古車は今後も高い人気が維持されるでしょう。となると、買うときに高くても程度の良い物を買った方が間違いありません。高く買った中古車は、売るときにも高く売れる可能性が高いのです。もちろん、このページを読んだ方が売らずに永く維持されるのが理想です。
FDの初期型はマイナートラブルが異常に多いので、避けたほうが無難でしょう。
グレードは、ノーマル派ならタイプRSなどの上級グレード、モディファイ派はタイプRBやバサーストがよいでしょう。
色は白と青が人気色で、シルバーあたりだと安く買えそうです。
とにかくFD3Sは300万くらいは予算を用意して、なるべく年式の新しい中古車を選ぶのが、ワタシのオススメです。
していません(キッパリ)。冷却系は純正のままです。
確かに、ロータリーエンジンは発熱量が多く、冷却系には十分な注意を払わないといけません。しかし冷却対策が施された5型以降のFDでしたら、余程のハードな使い方でない限り、純正で十分と思います。
冷却には水温と油温がありますが、ここでは水温に的を絞って話を進めます。ワタシがこれまで経験した、FDにとって水温のキツイ状況は
がありましたが、いずれも水温計の針が動くことはありませんでした。ただし真夏の筑波スカイラインでは、ラジエターから少々グツグツ音がしていましたが(汗)。
もちろん真夏にサーキットでガンガン走る必要があるなら、冷却対策は必要でしょう。しかし、そもそもFDを末永く大切に乗りたいのであれば、水温を気にする状況下で走るよりも、夏場は無理しないとか、乗り方で対策する方が重要と思います。
RX-7に詳しい人は必ず「FDに冷却対策は常識」と言います。それは一面では合っていますが、だからといって必ずしもデジタル水温計や強化ラジエターが必須、というわけではないのです。そこは勘違いしてはいけない重要なポイントです。
諸説あります。掲示板などではよく話題になります。
ロータリーエンジンは構造上、ローターの潤滑のために微量のエンジンオイルを燃焼室内に注入します。化学合成オイルの場合、燃焼室に入ったオイルのある成分がローターの3つの頂点にあるアペックスシールを傷つけてしまう、と言われています。何の銘柄のオイルか、何の成分かなど具体的なことはまったく不明ですが、この話はいろいろな方面で聞きます。
根拠が不明なものの、火のない所に煙は立たないことを考えると、リスクを背負ってまで、高価な化学合成オイルに手を出す必要はないのでは、というのがワタシの意見です。ハードなチューニングカーでさえ「オイルは純正で十分」という意見もありますので、あまり高価な化学合成オイルにこだわる必要はないと思います。
なおワタシはマツダスピードのBBロータリー1、もしくはマツダ純正オイルを使用しています。エンジンは快調そのものです。
これも諸説あり、ロータリーエンジンの場合ガソリンにバイクの2ストロークエンジン用オイルをガソリン100:エンジンオイル1の割合で入れるのがよい、という裏技的な話を聞いたことがあります。特にサーキット走行の場合、エンジンオイルだけではローターの潤滑が間に合わないため、というのがその理由です。
しかしワタシは実施していません。
取扱説明書に書いてありませんし、ディーラーの方ですら「知らない」とのこと。万が一不具合が発生したときに「取扱説明書に記載のないガソリンの使用方法によるトラブル」などと言われ保証が効かなくなる恐れもあります。FDをレーシングマシンとして使用するならともかく、ワタシには不要な裏技です。
我々ファンは登場することを信じています。このネタはFAQの回答では書ききれないので、コラムやひとりごとなどで逐次更新して行きます!
Last updated : 2007.08.07