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アウディ A3 モニター日記

アウディ A3を1カ月モニターした記録です。上から順にお読みください。

2004年4月17日(土):モニター開始!

A3 Attraction

本日よりアウディ A3をモニターすることになりました。

アウディ A3とファミリア
(左)ファミリア (右)アウディ A3 Attraction

最初の一週間は1600ccのAttractionの赤に乗り、その後2000ccのFSIにチェンジすることになりました。1600ccと2000ccの乗り比べも楽しみです。

さて、ご覧のとおりこれまで乗ってきたファミリア(左)と比べると、同じ3ドアハッチバックながら、大きさが随分違います。A3の方がはるかに大きく、まあ今風のプロポーションなのでしょう。ただし、コンパクトクラスでここまで大きい必要があるのか、という疑問はあります。特に幅が1765mmもあるので、狭い道や駐車場ではそれなりに気をつかうかもしれません。

さて走りですが、今日はディーラーから家まで、わずか10kmほどしか乗れませんでしたが、やはりドイツ製のガッチリボディのよさがヒシヒシと感じます。3ドアハッチバックという点ではファミリアと同じなのですが、乗り味は別物です(当たり前か)。ティプトロニック付きの6ATはもう少し慣れを要す、というところです。

2004年4月18日(日):オートマはシフトプログラムを把握するのが大変

A3 Attraction

市川から環七経由で葛飾区青砥まで行きました。
発進はお約束で、ウインカーを出そうとしてワイパーを動かしてしまいました(苦笑)。輸入車の右ハンドルではよくやる失敗です。

気を取り直してスタート。
音は静かだし、乗り心地もすばらしい。「高級車」に乗っている感じが伝わってきます。まあワタシの場合、これまで乗った車がRX-7とかインテグラ タイプRとかインプレッサとか、お世辞にも静粛性や乗り心地がよい車ではなかったので、評価は甘めになるかもしれませんが…。

オートマチックはほとんどDレンジで乗りましたが、スタートは1速を引っ張った後、2速がすぐ終わって3速になるので、結構落ち着きません。まあワタシのアクセルの踏み方に改善の余地があるのでしょうが、まだA3のオートマがどういうプログラムで動いているのか、把握しきれていない感じです。

2004年4月19日(月):初めての首都高、初めての雨天走行

A3 Attraction

初めて首都高に乗りました。
首都高の加速車線が短くてトリッキーな合流は、ファミリアではいつもアクセル全開(!)でしたが、A3ではラクちんで合流できます。高速走行時の安定感も抜群で、フィーリングは新幹線、といったところでしょうか。とにかく快適です。

途中から雨が降ってきましたが、ステアリングインフォメーションはしっかりしており不安はありませんでした。また、ワイパーも間違えずに作動させることができました。当たり前のことですが、こういう基本的な動作を説明書を読まなくてもできる、というのは結構重要なことと思います。

2004年4月20日(火):ティプトロニック

A3 Attraction

元来マニュアルが好きなワタシは、オートマチックのクルマといえどもついシフトチェンジをしてしまいます。アウディのティプトロニックは、ワタシのようなドライバーの欲求をそこそこ満たしてくれます。

さてティプトロニックですが、まず感じるのは、メーカーによって前へ倒すのがシフトアップかそれともシフトダウンかが異なるのがなんとかならないか、ということです。アクセルが右でブレーキは左、というのは万国共通なのに…。これは結構曲者で慣れるのに少し時間がかかります。ここだけの話、シフトミスもしましたし(爆)。もちろんオーバーレブする領域では走っていないので問題ありませんが、やはりシフトミスをするとドライバーは冷や汗をかくので、あまり健康には良くありません。

アウディのティプトロニックは前に倒すとシフトアップ、後ろに倒すとシフトダウンです。
ただ個人的には、加速状態では体が後ろに持っていかれ、減速状態では体が前に倒れることから、後ろに倒すのをシフトアップにして、前に倒すのをシフトダウンにした方が自然ではないかと思います。ただ、このあたりは好みもあるでしょう。
いずれにしても、アクセルペダルとブレーキペダルの位置関係がどのクルマも変わらないように、ティプトロニックも各メーカーで統一してくれればよいのに、と思います。

話がそれましたが、アウディのティプトロニックの動きは良好です。ギアチェンジの早さ、レスポンスは不満のないレベルですし、シフトショックも少なめです。このあたりは新しいクルマだけあって、さすがによく出来ていると感心します。

「じゃあティプトロニックはマニュアルより魅力的か」というと話は別で、ティプトロニックが良く出来ていても、やはりオートマはオートマだな、とは思います。

2004年4月21日(水):1600ccのエンジン

A3 Attraction

最近は毎日首都高を使っています。

さて、A3では一番非力な1600ccのエンジンですが、やはり低速のトルクに物足りなさを感じます。
例えばスタートは、そろりとアクセルを踏むと加速しません。そこでアクセルをグワーッと踏み込むと、ちょっと遅れて加速を開始します。低速のトルクがあればもうちょいジェントルでスムーズなスタートができそうに思えます。

また、高速などで巡航中に追い越しをしようとすると、たいていキックダウンします。これは低速トルクの問題だけでなく、巡航中のギアが高い、ということも影響していそうです。A3のATはかなり燃費走行寄りな設定なのか、50km/hで5速に入り、70km/hで6速に入ります。このときのエンジン回転数は2000回転を下回っています。これでは追い越しをかけるときにキックダウンしてしまうのも当然かと思います。

このように「低速トルクが不足気味のエンジン」「燃費重視で高いギアが好きなシフトプログラム」「追い越し加速が頻繁な、せっかちなドライバー」が組み合わさると、結構落ち着かないシフトチェンジをしてしまう気がします。

なお3000回転以上しっかり回すとパワー不足は感じません。
よって1600ccのAttractionを選ぶ場合、オートマチックモードでダラーっと走るより、ティプトロニックを使って積極的にシフト操作をした方がキビキビ走れそうです。

2004年4月22日(木):Attractionの足回り

A3 Attraction

A3の足回りはAttractionと2.0FSIは共通、また2.0FSI Sportと3.2 Quattroが共通とのことです。前者が乗り心地重視のやわらかいサス、後者が運動性能重視の固めのサスだそうです。また車高も後者は15mm低い設定です。

タイヤにも注目。
Attractionが履いているのはDUNLOPのSP SPORT 01というタイヤで、サイズは205/55R16 91Vでした。Made in Germanyと書いてありましたが、日本のダンロップのカタログには出ていない銘柄です。

A3 Attractionのタイヤ
A3 Attractionのタイヤ
DUNLOP SP SPORT 01(205/55R16 91V)

外側はオーソドックスな斜めのライン、内側はネオバみたいな波型のパターンで、結構カッコイイですね(笑)。

さて、肝心の乗り味ですが、決してフニャフニャではなくしっかりしています。特に高速になるほど安定感が増してくる感じで、このあたりはなるほどドイツ車です。
ノイズや振動など、すべてを完璧に消し去るわけではありませんが、適当にドライバーにインフォメーションを伝えながら、助手席には優しい、という絶妙なバランスだと思います。まあ、どちらかというとコンフォート寄り、すなわち助手席への配慮が強い、という感じでしょうか。

2004年4月23日(金):街でのアウディ

A3 Attraction

アウディに乗っているおかげで、街でも今まで以上にアウディに目が行くようになってきました。

「意外とアウディってよく走っているなぁ」というのがワタシの最近の印象です。
よく見かけるのはA4。あとは古いアウディも結構見ます。A3もたまに見かけますが旧モデルが多く、現行型はまだほとんど見かけません…。

と思っていたら、なんとイエローの現行3.2 Quattroを見かけました!
場所は江戸川区の某ホームセンター駐車場(笑)。いやあ、街で初めて見かけた現行A3が、よりによって相当マニアックと思われるQuattroとは! しかも黄色!! 珍しいクルマに遭遇できて、かなり気持ちの良い(!?)一日でした

2004年4月24日(土):赤い車

A3 Attraction

今日はA3でお買い物に行きました。場所はコジマ(電器店)とベビーザらス(笑)。

A3はお買い物クルマとしてもよい働きをします。
荷室は十分広いので問題ありません。また車幅こそ1765mmと広いものの、全長はコンパクトですのでパーキングにも苦労しません。ただ、幅が狭い駐車場の場合、降りるのに苦労するときがあります…。

また、赤い車というのは、遠くからでも一目瞭然。目立つのもなかなかどうして、悪い気はしません。

真っ赤のA3 Attraction
真っ赤のA3 Attraction

ただし、一部の心無いドライバーからなめられる懸念はあると思います。
やはり3ドアハッチバックの真っ赤ですから、どう見ても女の子クルマ(苦笑)。あまり下手な運転をするとあおられてしまうかもしれません。幸いまだそうした事態に遭遇していませんが。

ワタシはこのサイトの配色からもおわかりのとおり、青が好きなのですが、赤いボディも、たまには悪くないかも、と思っている次第です。

2004年4月25日(日):2.0FSI Sportにチェンジ

A3 Attraction

今日は1600ccの Attractionの最終日です。
真っ赤のボディカラーは正直、最初はとても恥ずかしかったのですが、一週間も乗ってしまうと慣れてしまい、全然気にならなくなりました。今はむしろこの美しいアウディの赤がとても名残惜しいほどです。

さてA3 Attactionでは一週間で337km走りました。最後に給油したところ37.9L入ったので、燃費は8.9km/Lでした。ファミリアもほぼ同条件で使用していて、だいたい燃費は9.5km/Lくらいだったので、ファミリアよりは少し劣る、という感じです。
ただし燃料は結構入るので(カタログ値でタンク容量55L)、巡航距離は伸びるでしょう。500kmくらいは走れそうです。

A3 Attraction 給油直前の積算計
給油直前の積算計

さてAttractionを返却して、FSI Sportにチェンジしました。
当初はただのFSIの予定でしたが、FSI Sportが借りられることになりました♪

アウディ A3 FSI Sport(黒)
A3 FSI Sport

A3 FSI Sport

いやあ、黒のFSI Sport、カッコええですわ。
17インチのアルミホイールがスポーティさを演出しています。車高もちょっとだけ低いのがわかります。A3の黒は真っ黒ではなく、よく見ると「濃いガンメタ」です。昔ゴルフ3のGTIに乗っていましたが、あのときの黒がまさにこんな色でした。ドイツ人好みの黒なのでしょうか。

この日FSI Sportでのドライブは、ディーラーから自宅に帰っただけでしたが、やはり2000ccのエンジンはゆとりがあるようです。足回りその他については明日以降レポートしてゆきます。

2004年4月26日(月):2000cc直噴エンジン

A3 FSI Sport

A3のAttractionからFSI Sportに乗り換えたわけですが、ここでA3のグレードを整理してみます。A3のグレードは

アウディ A3 スペック表

となっています。わかりやすい構成です。

さて、AttractionからFSI Sportに乗り換えると、エンジンが1600ccから2000ccに、そして足回りもノーマルからスポーツへ変わります。今日と明日の2回で、エンジンと足回りの違いについて書いてみます。

今日はエンジンについて。
これはやはり1600ccより2000ccの方が断然よいです。1600ccで感じた低速のパワー不足感がなく、とても扱いやすくなっています。まだ燃費は見ていませんが、もしかすると余計にアクセルを踏み込まない分、燃費もよい結果が出るのでは、という気さえします。A3のボディサイズからすると、2000ccくらいがベストバランスでしょう。

6速ティプトロニックのシフトプログラムは1600ccとそれほど変わらないようで、相変わらず燃費重視でポンポンシフトアップします。ただし、低速トルクがあるのでこのプログラムでもかったるさはなく、マッチングは上々です。まあいずれにせよ、もし鋭い立ち上がりを望むなら、積極的にティプトロニックで低いギアを選んであげればよい話です。
エンジン音は、まあまあです。回せばよい音がします。あくまで回せば、ですが。

2004年4月27日(火):FSI Sportの足回り

A3 FSI Sport

今日はFSI Sportの足回りについてです。

FSI Sportの足回りは、ノーマルより硬めのサスで車高も15mm落としてあります。タイヤはミシュランのPilot Primacyの225/45R17を履いています。今やこのクラスでも17インチを履くようになりましたが、見た目はよいものの、乗り心地は心配です…。

A3 FSI Sportのタイヤ MICHELIN Pilot Primacy
A3 FSI Sportのタイヤ
MICHELIN Pilot Primacy(225/45R17 91Y)

さて乗り味ですが、やはり、Attractionと比べて硬いです…。
17インチを履いて車高を下げているだけあって、スポーツカー特有の「ゴツッ、ゴツッ」という振動が結構ストレートに加わります。正直、快適性だけならAttractionのサスの方が上質です。

それと引き換えに、高速域での安定感、特に高速コーナーでの安定感は抜群です。ワタシレベルの速度域ならば路面に貼りつくように安定しています。こういうドライブをしていると、気持ち良くてたまりません!

もっといろいろなステージで乗ってみないとなんともいえませんが、スポーツサスは運転手が楽しい、ノーマルサスは助手席が快適、という方向だと思います。要は家庭内での力関係で、お父さんが強いところはSport、助手席のお母さんが強いところはノーマルサス、というところでしょうか(苦笑)。

2004年4月28日(水):FSI Sportの内装

A3 FSI Sport

FSI Sportの内装は、AttractionやFSIよりも凝った仕様になっています。
ステアリングは本巻き。この本革は、ドイツ車特有のサラッとした革で、イタリア系ステアリングのようなしっとりしたタイプとは異なります。ステアリング径は 37.5cm。握りも太目でなかなか感触の良いステアリングです。

A3 FSI Sportのインパネ
内装:インパネ

ドアトリムにピアノ調のパネルが入っているのもFSI Sportの特徴。RX-8 にも見られましたが、いかにも今風のスポーティを演出しています。

ピアノタッチの内装パネル
内装:ピアノブラックのドアパネル

このようにAttractionなどとそれほど大きな違いはないのですが、小さな違いが随所に散りばめられており、うまく差別化されているようです。

ただし「これはいらないんじゃない?」という装備もあります。
例えば、フロントのセンターアームレスト。

センターアームレストを上げた状態
センターアームレストを下げた状態
写真上:センターアームレストを上げた状態
写真下:センターアームレストを下げた状態

この装備、ワタシははっきりいって使いません。
写真上のとおり、センターアームレストを下げると左ひじが当たって落ち着きません。ワタシは片手運転しないし…。かといってアームレストを上げておくと、うしろの荷物を前席から取ることが難しくなるのです。このアームレストは、もし自分がA3を購入したら真っ先に外してヤフオクでしょう(苦笑)。

もう一つ、これは邪魔ではないのですが、効果が不明なのがこれ。

ランバーサポート
電動ランバーサポート

電動ランバーサポートです。
これ、シートと腰の当たり具合を調整するものなのですが、はっきりいって効果は不明です。一つは、シートそのものの出来がよいので、わざわざこれで調整しなくても十分によいポジションが取れる、ということがあります。もう一つは、こちらの理由が大きいと思いますが、これまで高級車には縁のなかったワタシ、こんな装備は豚に真珠で、価値を見出せないないのです。ああ、貧乏人に高級車がいかに不釣合いかバレてしまいます…。

と、いろいろ書きましたが、オートエアコンはよく効くし、シートの出来は抜群だし、内装の不快なキシミ音もまったくなく、とてもクオリティが高いです。不満と言えば装備が豪華すぎること、というのはまあ、なんとも贅沢な悩みです。
これで色を選ぶことができたら、楽しくてしょうがないクルマになるでしょう。

2004年4月29日(木):キセノンヘッドライト

A3 FSI Sport

FSI Sportにはオプションのキセノンヘッドライトが装着されていました。

A3 FSI Sportのキセノンヘッドライト
A3 FSI Sportのキセノンヘッドライト

ライトをオンにすると、一瞬タイムラグがあってから、明るく点灯されるのはキセノン特有のつき方です。光は大変明るく、夜のドライブもまったく不安はないです。それどころか、夜に運転するのが楽しくなります(笑)。

ところで、今回のモニター車両は豊橋ナンバーです。おそらくモニター車両は全て豊橋で一括で登録されて、全国に展開されているようです。豊橋はVWの拠点などもあるので、おそらくアウディもそちら経由で入ってきているのでは、と思われます。豊橋ナンバーなんて東京、千葉エリアでは大変珍しいので、会う人会う人に「なんで豊橋なの?」とよく聞かれます。

2004年4月30日(金):FSI SportからFSIに変更することに

A3 FSI Sport

実は、ディーラーさんにお願いして、FSI Sportから普通のFSIにチェンジしていただくことになりました。

FSI Sportですが、やはり足回りが硬いのが気になりました。ワタシ自身はまあ問題ない範囲内なのですが、妊婦を乗せるとなると、ちょっと辛いものがありました。もちろん、妊婦に大きな影響を与えるほどではないのですが、以前乗ったAttractionの足回りがしなやかで大変よかったので、Attractionと同じ足回りで2000ccエンジンのFSIをお願いした、という次第です。

まあそもそもは2.0FSIでお願いしていたものが、いろいろな経緯があってAttractionやFSI Sportになったわけですが、やっともとのサヤに戻った、というわけです。明日 5/1(土)にFSIに乗り換えます。今度の色はシルバーだそうです。こちらも楽しみです。

2004年5月1日(土):2.0FSIにチェンジ

A3 FSI Sport

本日FSI Sportを返却し、普通のFSIを借りました。

FSI Sportの燃費ですが、253km走行してガソリン満タンで33.3L入りました。というわけ計算上、燃費は7.6km/Lでした。
うーん、イマイチ。エンジンが2000ccになったとはいえ、正直期待していたほど良くはありませんでした。実際に乗っていても、ガソリンの減りが Attractionより多いと感じていました。特に乗り方やルートには変化がなかったのですが、皮肉にもAttractionの燃費の良さが目立つ結果となりました。

FSI はFSI Sportと同じ2000ccのエンジンですが、果たして変化があるのかどうか、注目してみてみたいと思います。

A3 FSI Sport 給油直前の積算計
給油直前の積算計(FSI Sport)
写真では光って見えませんが、253km走行してガソリンは半分以下に

さて、こちらがシルバーのFSIです。

A3 FSI(シルバー)
A3 FSI

A3 FSI

キレイな、透きとおるようなシルバーです。
ただ、FSI Sportがかなり迫力があったのに比べると、ずいぶん大人しくなった、という印象です。乗り味などについては、明日以降更新します。

2004年5月2日(日):FSIの足回り

A3 FSI

今日はFSIの足回りについてです。

FSIの足回りはAttractionと同じノーマルサスです。
タイヤはなんとブリヂストンのPOTENZA RE040! これはBSの新車装着用タイヤで、車種によってセッティングは変えているらしいですが、GT-Rやインプレッサなど国産高性能スポーツ車が履いているものと同じです。タイヤサイズは205/55R16です。

BRIDGESTONE POTENZA RE040
A3 FSIのタイヤ
BRIDGESTONE POTENZA RE040(205/55R16 91V)

さて乗り心地ですが、やはりFSI Sportよりしなやかで、路面の凹凸を吸収してくれてとても快適です。かといってコーナーリングが不安定、ということはもちろんありません。
やはりA3にはこちらのサスの方がマッチしていると思います。

ただ、一つだけ気になるのが、タイヤのノイズ。これが結構大きいです。おそらくBSの高性能タイヤの影響と思いますが、残念ながらAttractionが履いていたダンロップ SP SPORT 01に比べ、かなりノイズが出ます。

おそらくFSIということで、よりスポーティなタイヤをチョイスしたのかと思いますが、ワタシとしてはA3にはSP SPORT 01の方が合うと思います。もし、自分がA3を購入するならばFSIを選ぶと思いますが、その際タイヤは是非、ダンロップをチョイスしたいです。それができないなら、買ってすぐタイヤを交換して、ポテンザは売ってしまうかも…。もしくはサーキット用にする手もアリかもしれませんが…。

いずれにしても、アウディジャパンには是非、FSI系にもダンロップSP SPORT 01の装着を検討していただきたい、というのが個人的な意見です。

2004年5月3日(月):シートの高さ調整

A3 FSI

A3のシートポジションは、高さ調節ができます。

そもそもA3は、一応3ドアHBで実用重視のパッケージなのですが、だからといって実用一本槍ではなく、車高は低めでスポーティさも演出しています。ですからシートポジションも、目いっぱい高くして実用車として乗るか、目いっぱい低くしてスポーツカーのように乗りこなすか、あるいはその間を取るか、迷う部分があります。

まあワタシはA3をスポーティに乗りたいので「前の見切りが悪くなる」「乗り降りがちょっとつらい」などのデメリットには目をつむって、一番低いポジションで乗ることにしました。このように、ドライバーの好みで高さが調整できるのはよい機能と思います。

2004年5月4日(火):ウェットでは安定感バツグン

A3 FSI

A3でお台場に行ってきました。

今日はウェットでしたが、こんな日でもA3の安定感はバツグンです。
A3は適度に重いためか、少々深めの水溜りに入っても、ハイドロを起こす素振りもなく、真っ直ぐ走ります。FFでもこれくらい安定しているのですから、きっと3.2 Quattroはウェットは「鬼」ではないかと思います。

このクルマは乗り手や気象条件を選ばないし、コンパクトで、それでいて安全性も高い(と言われている)ので、どのようなドライバーにもオススメできそうです。

2004年5月8日(土):母と姉を乗せる

A3 FSI

今日は母と姉がA3に乗りましたが「静かだねぇ」「広い」「快適」と賞賛の嵐でした。ドアの閉まり方はとてもしっかりしているし、シートの適度な硬さで座りやすい、とのこと。

相変わらず、助手席や後部座席からはすこぶる評判がよいです。

2004年5月9日(日):同じエンジンなのにFSIの方が燃費がよい?

A3 FSI

ちょうど今日、満タンにしたガソリンが半分まで減ったのですが、すでに巡航距離は 300kmを超えました。今回はここまで燃費はすこぶるよさそうです。ガソリン半分で300kmを超えるのですから、このペースなら一回の給油で巡航距離が600km近くまで伸びそうな勢いです。

乗り方や道路状況などはこれまでとそう大きな違いは感じていません。
また、適度にティプトロニックを使ってエンジンを引っ張っていますので、正直そんなに燃費走行というわけでもありません。それなのに、同じエンジンのFSI Sportよりだいぶガソリンの消費が少ないようです。

今週末にはちょっと遠出したいと思っていますが、どれだけ巡航距離が伸びるか楽しみになってきました。

2004年5月15日(土):A3でやっと遠出しました

A3 FSI

昨日はアウディ A3でやっと遠出をしてきました。
といっても都心からは結構近場で、相模湖と宮ヶ瀬湖に行ってきました。

まず、中央道で相模湖東で降りて、そのまま相模湖に行きました。
今回初めて知ったのですが、相模湖は昭和15年ごろから工事が始まった人口湖だそうです。この工事のために住居を移転した村民がいたことや、この工事で若者や捕虜となった朝鮮人、中国人なども工事に参加し、少なくない殉職者も出ていた、ということも知りました。今は観光地のようになっていますが、こうした歴史をきちんと知っておくべきだな、と思いました。

次に、国道412号を南下し、相模湖より全然マイナーな宮ヶ瀬湖に行ってきました。
ここは相模ナンバーばかりでしたので、おそらく地元の人しかこないのでしょうか。すいていてゆったりと楽しむことができました。5月の表紙の写真もここで撮影しました。

最後に、宮ヶ瀬湖の近くにある服部牧場に行ってきました。

→ 服部牧場

シルバーのA3、服部牧場にて
服部牧場にて

ここでのメインは、やっぱりアイスクリーム(笑)。この牧場は牛乳がうまい、といわれるジャージー牛を飼っており、ソフトクリームと牛乳一杯を飲んできました。牛乳が濃くて大変美味でした。

この牧場はとりたててアミューズメントはありませんが、動物たちに間近で接することができるので、小さい子供を連れてくるにはよい場所です。入場料も必要ないので、いわばアイスクリームが「入場料」と考えればよいでしょう(笑)。

さて、今日はA3で208km走りました。
給油してからのトータルでは514km走りましたが、ガソリンはまだ4分の1くらい残っています。A3 FSIの燃費はなかなか良いようです。

そして明日はA3モニターの最終日です。
1カ月楽しんだA3とも明日でお別れ。ちょっぴり悲しいものがあります。

2004年5月16日(日):アウディ A3を返却しました

A3 FSI

1カ月間のアウディ A3モニターは、本日終了しました。

まず、今回は3グレードを借りたわけですが、それぞれのドライブ記録は

アウディ A3 グレード毎の燃費

となりました。

燃費について、1600ccのAtttractionが好結果を得られるのはある程度予測がついていましたが、驚いたのはFSIとFSI Sportの違いです。この2台、搭載エンジンは同じなのに片や10.6km/L(FSI)、片や7.6km/L(FSI Sport)と大きな差が出ました。FSIは遠出をしたものの、道中は渋滞もあり、決して条件がよかったわけではありません。にも関わらず大きな差がでました。結果のデータだけでなく、乗っていても燃料計の針の動きに明らかに違いを感じることができました。FSIとFSI Sportで大きな違いは足回りくらいですが、足回りの違いだけでこうも変わるものかと、ちょっと驚きました。ひょっとすると個体差もあるのでしょうか。

ただしFSI Sportの名誉のために付け加えるなら、FSI Sportは260kmしか走っていなかったので、もっと走ってタンクを空に近づけてから給油すれば、もう少しよい結果が得られた可能性があります。
FSIに限れば、2Lクラスでリッター10km以上走り、一回の給油で500km以上巡行するのですから、燃費に関しては大変優秀と思います。これならセカンドカーとして文句はないですね(笑)。

ディーラーさんにはA3の良かった点、改善してほしい点をお伝えしました。

良かった点

2.0L FSIエンジン
2.0L FSIエンジン

改善してほしい点

トータルでは満足度の高いクルマです。
もちろん購入する場合、先日デビューしたゴルフ(五代目)をはじめ、プジョー307、アルファ147、まもなく出るとウワサのBMW1シリーズなどのライバルとじっくり比較することになると思いますが、A3はその中でも独自の、面白いポジションにいると思います。ただ、スポーティさを売りにするなら、できればMTも出してほしい、というのが個人的な意見です。

今回のモニターキャンペーンはとても楽しく、また勉強になりました。またこういう機会があれば是非試したいと思います。アウディジャパンおよびディーラー担当者様、どうもありがとうございました。

※もし江戸川区近辺で「アウディを買いたい」という方がいらしたら、是非メールください。きっと良いことがあると思います(笑)。

Last updated : 2004.05.16