アウディ A3 1.8T
2002年式アウディ A3購入の経緯です。「妻も乗れるATのファミリーカー」として2005年4月中旬から中古を探し始め、約2カ月で決まりました。その経緯を書いておきます。
それまで我が家のファミリーカーはBMW318tiでした。
左ハンドルの3ドアMTという点ではかなり特殊なクルマですが、3人家族には実用性も十分だし、走りも楽しいし、その気になればサーキット走行すらこなせる懐の深さもあります。ワタシ自身が乗るには文句のつけようのないクルマでした。
しかし、4月のある日の妻の発言をきっかけに、状況が変わります。
「平日もてぃーたん(娘の愛称)を連れて車でお出かけしたい」
妻はAT限定免許。もちろん、それは重々承知の上で318tiを買っていました。当時は「クルマでのおでかけは休日だけだし、ならばワタシが運転すればよいだろう」と考えていました。しかし、子供が成長する過程をシミュレーションするのは難しいもの。娘が大きくなるにつれて、平日に妻子でおでかけしたくなってきました。というわけで、今度は妻も運転できるATのファミリーカーにしよう、ということで検討を開始しました。
今回の条件は、妻、そしてワタシそれぞれこんな感じでした。
妻の条件
ワタシの条件
予算は318tiの売却分をベースに、妻の「好み度合い」に応じて補助が出ることになっていました(苦笑)。上記の条件を考慮しつつ、候補になったのは以下の車です。
おおむね上から「本気順」です。
最終的には「初代A3」と「プリウス」を筆頭候補に「ランクス」「ティーダ」を一応の押さえ、そして万が一に備えて「二代目A3 Sportback」も含めた多面待ちとしました。
こうして多面待ちをしていたところで、出てきたのが初代A3です。
一番の要因は妻が気に入ったことです。妻は以前ドイツでA3を見かけたときからアウディが好きだったとのことです。もちろんワタシもアウディには好印象を持っていました。6MT、左ハンドルのカリカリモデル「S3」を真剣に検討したこともありました(価格の壁にあえなく断念…)。2004年に新型(二代目)A3モニターを体験した影響も大きく、そのあまりのクオリティの高さに驚いたものです。
正直に告白しますと、一番欲しかったのは二代目A3のSportback。あれはエクステリアも挑発的でいい感じです。しかし日常の足に使うにはお値段もボディサイズもちょっと立派過ぎます。妻も運転は久しぶりなので、もう少し小さいサイズの方がよいだろう、ということで、初代に目をつけました。
初代モデルは二代目の挑発系に対しいわゆるお上品系で、最初はやや物足りなさを感じました。しかし、初代のなによりの美点はサイズ(特に横幅)がコンパクトなこと。これはウチの狭い駐車場でドアを開けるときに体感できるほどです。またアウディ一級のインテリアは初代でも十分ハイレベルです。というか、初代後期と二代目モデルでは共有パーツも多く、見た目はともかく本質的には変わっていないとすら思えます(爆)。
初代A3はゴルフ4がベースで、ゴルフも含めると1997年から膨大な数が製造されており、信頼性は十分期待できます。しかしながら新型が出て市場ではもはや忘れ去られつつあり、価格は大分下がりました。クオリティの高さと価格のバランスを考えても、旧型後期モデルは絶好の狙い時、ということで決めました。あと、これは個人的な条件ですが、手持ちの205/55R16タイヤを使える、ということも後押しになりました(タイヤサイズから逆引きして選んだ、とは口が裂けても言えません(爆))。
とはいえ、実はプリウスも両面待ちしていて、中古車のタイミング次第でした。たまたま先にA3でいいタマが出たのでそちらになった、というわけで、ひょっとしたらプリウスだったかもしれません。現行プリウスは5ドアハッチバックなのが魅力だし、燃費や維持費は当然安いし、メンテナンスはあの大トヨタが「ハイブリッドオーナーに辛い思いはさせません」と手厚くサポートしてくれるメリットがあります。RX-7のセカンドカーとしても絶好の組み合わせでしょう。しかし、プリウスだと50万ほど高くなるし、手持ちのタイヤは使えない、走りではA3にとうてい及ばない、ということで、本音はA3でよかったと思います。
それにしても、オートマのA3なんてMT一辺倒だった数年前のワタシでは考えられないチョイスです。しかしセカンドカーとして考えると柔軟な選択ができるわけで、やはりクルマは二台所有に限るなぁ、とあらためて感じます(笑)。「床がフローリングになったあの車がほしい!」などと妻に言われる前にA3に決められてホッとしています(爆)。
Last updated : 2005.06.30