BMW 320i

BMW 3シリーズセダン 320i (E90)
(所有時期:2009年5月~2010年7月)
2006年式、スパークリング・グラファイト、6AT
BMW 3シリーズはBMWの代表車種であり、Dセグメントを代表する車種でもあります。
その歴史は古く、3シリーズとしての初代モデル「E21」は1975年にデビューしました。さらに遡れば、その源流は通称「02(マルニ)」と呼ばれる1966年登場のBMW 02シリーズにあるとも言われています。
以降3シリーズは、改良が重ねられながらこのクラスのベストセラーとして成長し、BMWの経営を支え続ける中核モデルとなりました。また、その優れた出来栄えは常に他社からベンチマークとされています。
ワタシが今回購入した五代目のセダン「E90」は2005年にデビューしました。
E90のデザインは日本人デザイナー永島譲二氏によるものですが、その流れは当時のBMWのチーフデザイナー、クリス・バングルのテイストが色濃く反映されています。サイズは当時の拡大傾向を受けて、車幅はついに1815mmに達しました。
E90はその下に1シリーズが誕生したこともあり、E46までの「コンパクトセダン」から一段車格が上がったように思えます。E46はコンパクトなサイズによるキビキビした走りに特徴がある一方、居住性はセダンとしては広くありませんでした。一方でE90は落ち着いた乗り味となり、また居住性が劇的に向上しました。おそらくBMWは「E46までのキビキビテイストは1シリーズに担わせる」ということから3シリーズの役割を再定義し、E90で明確に路線を変更してきたのでしょう。
ワタシが購入したグレードは320i。2L直列4気筒エンジンを搭載する、一番ベーシックなグレードです。しかし先代E46の318iと比べると、16インチアルミホイールが標準装備されるなど、中身は充実しています。また320iはエンジンが軽いだけあって、前後重量配分は驚きの49:51と、わずかながらリヤヘビーとなっています!
もはや「コンパクトセダン」とは呼べなくなったE90ですが、FRセダンとしての素性の良さは相変わらずです。これ以上のサイズ拡大がないことを祈りつつ、新時代の3シリーズを楽しもうと思います。
※当時のカタログや各種資料を参照していますが、間違いがありましたら教えてください。
Last updated : 2010.07.31