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「管理人のひとりごと」からテーマごとにピックアップした厳選集です。
このページは、ワタシが自分の所有車以外で乗ったクルマの試乗レポートです。必ずしも「運転」だけでなく「試座」も含まれています(汗)。
いずれのファミリーカーは「Cセグメントベースのワゴン」とボンヤリ考えています。
そこで、VWゴルフのワゴン「ヴァリアント」をチェックしてきました。

VWゴルフ ヴァリアント
さてゴルフヴァリアント。いい感じです。注目の荷室は

VWゴルフ ヴァリアントのトランク
ご覧の通り、デカイです。サイズはワタシの巻尺計測では幅が最小100cm、最大107cm、奥行は通常時127cm、後席を倒すと前席の背もたれまで170cmとなります。
使い勝手も問題なし。実は、ゴルフのワゴンというのは
ということで、密かに仕上がりを心配していたのですが、ワタシのような素人が見る限り、特に問題なさそうです。ただ、幅107cmはやや小さいかもしれません。
あとはVWの場合、特に中古は高いことがネックになりそう。
まあリセールが良いので結局損が少ないかもしれません。
次にルノーのお店にも行きました。
お目当てはメガーヌ・ツーリングワゴン。しかし残念ながら試乗車、展示車ともなし。カタログだけゲットしました。
それにしてもこの店、この日は店長が不在ということで、代わりに話をできそうな人がいませんでした。日産と合体しているお店なのですが、ルノーのショールームにはスタッフもお客さんも誰一人いない…。ディーラーが一番賑わうと思われる土曜日に訪問したのですがね。思わず万引きでもしてしまいそうなくらい(爆)。カタログも思いのほか薄っぺらだし「なんかルノーやる気ないなぁ」というのが正直な感想でした(苦笑)。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-01.htm#day28
メルセデス190Eの2.6スポーツラインというクルマに乗りました。
といっても運転ではなく、後部座席です。
まず、後部座席なのにスポーツシートのような形状になっているのには驚きました。
タイトですが、極めて居心地が良いです。リヤシートにソファのような快適さを求める向きには好みでないでしょうが、ワタシのようにスポーツシートにしっかりホールドされるのが好きな人には最高でした。ただし真ん中は座りにくそうなので実質4人乗りです。
乗り味もいい感じ。古き良きオールドメルセデスの香りがプンプンします。
都内一般道のドライブなので乗り心地はやや硬めでしたが、オーナー曰く「140-150km/hくらいで乗り心地が一番フラットになり、安定するんだよ」とのことでした。なるほどいかにもそんな足回りです。
乗り味もいいし、サイズも適度。「オーバークオリティ」とまで言われたオールドメルセデスの濃いエキスがプンプン香ります。たしか1991年式っていってたかな、古いですがまだ十分活躍できそうです。
思わず「これボクに売ってくれませんか??」と言いそうになりました(爆)。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-02.htm#day28
久しぶりにタクシーに乗る機会がありました。
せっかくの機会、国産のタクシー専用車では面白くないないので、何かナイスな個人タクシーでも走っていないかなぁ、と探したところ、メルセデスCクラス(W203)を発見。すかさず手を挙げました。
道中、ドライバーさんとメルセデス・トークをしました。聞けば
さすが、わざわざメルセデスを選んでいるだけあって、楽しそうにいろいろと教えてくれました。そして最後に「ただ車両価格は高いね…」とボソッとつぶやいておられたのが印象的でした(苦笑)。
それにしても、さずがメルセデス。同じW203でも前期と後期では熟成具合が相当違うようです。やはり輸入車は後期型に限る! というかメルセデスさん、初期型からもう少しちゃんと造ったら? とも言いたくなります(爆)。
次にワタシ自身の感想ですが、乗り心地はフワフワではないがしっかりしたもので、個人的にとても好印象でした。エンジン音は独特で、やや金属的な「キュイーン」という音がするのはコンプレッサーだからでしょうか? 室内も快適そのものでした。W203は今や「コンパクト」とすら言いたいくらいサイズは小ぶりですが、室内は十分な空間が確保されていました。
正直、かなり好印象を持ちました。W203のCクラス。
2007年に新型に切り替わったので、2006年前後の後期型が、今年か来年あたりに中古車として一番旬を迎えます。個人的にも絶好のタイミングだ(爆)。
ちなみに中古車オークション相場をチェックしたところ、2005~6年式のC180コンプレッサーで220万前後。これは2007年式のゴルフGT TSIとほとんど変わりません。ゴルフGTは中古でもとても人気があって、異常に相場が高い。なら1年式古くてもCクラスの方がよいのでは、と思い始めています。まあどのみちかなり高い買い物ですが…。
ただし、今後の値落ちは緩やかになるはず。なんといってもメルセデス、中古車市場でのブランド力は圧倒的です。初期投資は高いですが、乗っているときのバリュー、売るときの金額を考慮すれば、投資の回収はそれなりに期待できるでしょう。
先月の次期セカンドカー検討会において「先代C(W203)は個人的にあまりピーンと来るものがありません。」などと発言していますが、今ここに、前回の発言を全面撤回させていただきたく存じます(苦笑)。Cクラス貯金をしようかと思うくらい好印象だった、タクシー乗車でした。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-04.htm#day04
RX-8が発売されて今日で5年です。
先日大掛かりなマイナーチェンジが行われ、Type RSという新グレードが追加されました。運良く試乗の機会があったので試乗記を書いておきます。
ちなみに初期型RX-8の記憶はすっかり彼方に消えてしまいマイナーチェンジ前後の比較はできません。ご了承ください。というわけでフレッシュな気分で試乗です(爆)。

RX-8 Type RS
まずエンジンですが、相変わらずスムーズによく回ります。回転領域によっては音が13B-REWとそっくりで、ロータリーの遺伝子が組み込まれているのだなぁ、とマニアを泣かせてくれます。
ただしトルクは薄くて、高回転を常に維持しないと速く走れないセッティングです。カタログを見ると最大出力が出るのは8200回転! ホンダのビートやS2000もビックリの、超・高回転型です。ワタシも昔はこういうエンジンが好きでしたが、近年は欧州車に慣れた、というか単に年取っただけですが(汗)、エンジンはピークパワーより常用域のトルクだろー、と思うようになってきました。よってこういう出力特性はちょっと疲れます。
ハンドリングは文句のつけようのない出来です。フロントがとても軽く感じられ、もしかして重量配分は50:50じゃなくて45:55くらいなのでは? と思うくらいです。雑誌のインプレ記事風にいうなら「回頭性が良い」ということでしょうか。剛性も高く直進安定性もバツグン。このあたりはマツダスポーツカーというよりBMWに近いものを感じます。このシャシーはリヤタイヤをちょっと太くすれば、300馬力くらいは余裕で受け止められそうです。
ブレーキも最高です。効き具合、フィーリング、コントロールのしやすさ…、文句のつけようのない仕上がりです。さすが、マツダはツボをよく抑えていらっしゃる。
すばらしいハンドリング、ブレーキ、そして取り回しがしやすく、四輪の位置が直感的にわかりやすいボディ形状なので運転はとてもしやすいです。後はやや線が細いエンジンとの対話に集中するだけでしょう。
乗り心地はまあまあです。19インチ+ハードサスペンション、という割にはよくできているといえます。ドライバーズカーとしては許容範囲内、しかし家族を乗せるにはどうだろう、というところです。
内装はType RSは本革+赤ステッチのステアリング、シフトノブ、ブレーキレバーが装着されています。スピリットRを思い出させる、ナイスな演出です。

内装のレッドステッチはスピリットRみたいです
ご参考までに、スピリットRの赤ステッチの写真を並べてみましょう。

ちなみにスピリットRの赤ステッチはこんなです
またType RSにはレカロシートも装備。嬉しいアイテムなのですが、腰の部分の張り出しが大きすぎて、シフトチェンジの際に左のひじと干渉するのが気になります。
というわけで、全般的には良い印象だったRX-8の後期型。
ただ、個人的には特に欲しいとは思わなかったのも事実です。
理由を考えてみましたが、それはこのクルマの「エンジン」「ハンドリング」「乗り心地」がお互いに調和していないからではないか、と思いました。具体的には、ハンドリングは300馬力のエンジンでも余裕で受け止められそうなくらいキャパシティがあるのに、搭載するエンジンがいかにも線が細くて、脚の良さを十分生かしきれていない印象です。また、エンジンがこの程度なら、ハンドリングをここまでマニアックに極めなくても、もう少し緩く乗り心地方向に振った方が良いのでは、とも思います。
その意味でRX-8、特にType RSは基本的な部分の調和が取れていないと感じます。
ハンドリング性能が突出しているゆえに、皮肉にも他の要素が物足りなく見えるのです。
バランスを取るために、一つはハードサスペンションでないグレードを選ぶ手はあります。これはすぐできることです。これでエンジンとハンドリングと乗り心地のバランスが良くなり、トータルで気持ちの良いクルマになると期待できます。
もう一つは、これはすぐには難しいでしょうが、Type RSの脚を生かすにはモア・パワーが必要です。具体的にはターボやスーパーチャージャーの装着。これで300馬力くらいのパワーが出れば、ものすごく楽しいスポーツカーになるでしょう。トルクは最大35kg-mくらいを5000回転以下で出せるようになれば、日常域でも相当乗りやすくなり、一般的なドライバーでも「このクルマすごく速いね」と体感できるはずです。
あるいはNAエンジンでも、ピークパワーは多少目をつむって、もう少し常用域のトルク重視にセッティングした方がよいのでは? 公道で走るならその方が速く感じられるでしょう。今回のマイナーチェンジでRX-8はカタログスペックの最大出力を落とす(255馬力→235馬力)大英断をしているわけですし、さらに踏み込んでピークパワーより扱いやすさを重視した方がよいでしょう。
以上、途中から辛口になりましたが、ロータリーに期待しているゆえのコメントです。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-04.htm#day09
三菱アイのガラスボディコートをお願いしました。
作業はいつも通り、オートウェーブ新山下店の秋田さんです。
で、代車としてスズキ アルトを借りられたので、その試乗記を書いておきます。
昨年12月に助手席での試乗記を書いていますが、運転席での印象はどうでしょうか。

スズキ アルト
オートウェーブ新山下店は首都高新山下ICの近くなので、いきなり高速走行です(汗)。
で、高速では上々の走りをします。100km/h巡航を難なくこなし、その先もOK(爆)。昔乗っていた1995年式ファミリア(1300cc)は100km/h巡航が精一杯でそれ以上はとても出す気が起きませんでしたから、今の軽はレベルアップしたものだと実感します。
エンジン音は相当うるさいです。高速に限らず、始動からいきなりうるさいです。
昔のスバルの激速モデルのような勇ましい音がします。でもスバル激速モデルのように速い、ということはもちろんありません。
足周りはちょっと柔らかくて、ロールの収まりがイマイチです。このセッティングは低速域の快適さを狙っていると思われますが、ワタシには低速域でさえもあまりありがたみは感じられませんでした。敏感な人は酔うのではないでしょうか。
前回も書いたとおりシートは好印象です。しかし運転していて、ちょっと柔らかく感じました。もう少し硬めでホールドした方がよさそうです。まあ足回りもシートもひたすら柔らかく設定してある、というメーカーの意図は伝わってきます。
居住性は後席、トランクともまずまずです。「軽ならこんなもんでしょ」というところに落ち着いています。内装も外装と同じで、スクエアな印象です。
アルトの最大の売りは安さなので、コストや軽規格など制約は相当厳しいでしょう。その中ではよくできていると思います。街中でも問題ないし、高速道路の100km/h巡航も無難にこなします。居住性も軽自動車としてまずまず。どの項目でもこのクラスで70点は取れる出来にあります。
このクルマは奥様の足や業務用として、たくさん走っています。そういやワタシの住む市も使っているな…。いわば日本の生活を支える足です。そういうクルマの基本性能が水準以上にあるのはよいことだと思います。
ただ、そういうクルマだからこそ、安全装備はもっと充実させるべきではないか、とも思います。ボディが小さいからこそ当たったときのための後席ヘッドレストやサイドエアバッグが重要だし、タイヤが細いからこそ滑り止め防止装置が役に立つはずです。
基本性能はすでに十分なレベルにあるので、あとは価格を抑えたまま安全装備が充実すれば、ものすごいクルマになるのでは、と思います。スズキには是非そういう方向を目指してほしいものです。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-04.htm#day14
先日ネタにしたBMWの「24時間モニター」で、まずは早速1シリーズに乗りました!

BMW 120i
120i。バルブトロニック搭載2リッター4気筒エンジンを6ATで駆動します。
色はスパークリング・グラファイト。いわゆる「ガンメタ」です。
まずはガレージに格納しましたが、余裕で入ります。サイズはCセグメントで現在のアストラとほぼ同じなので、違和感はまったくありません。ただしFRゆえノーズは長いので、取り回しの際には注意が必要です。

マイガレージに格納された120iとスピリットR
癒されます
さて運転ですが、大事なデモカーを拝借しているという意識と、BMWのプレミアム感から、最初は緊張感を伴います。しかし運転は1時間で慣れます。自由すぎて逆に調整が難しいシートポジションが決まり、センターに戻るタイプのウィンカーの動きに慣れれば、これほど運転しやすいクルマもありません。
エンジンはお得意のバルブトロニック。昔乗っていた318tiを思い出します。下のトルクが十分あり、極めて乗りやすいです。
6ATもすばらしいです。オートでも意のままに変速するし、変速ショックもほとんどありません。またレバーを倒せばマニュアル的なシフトチェンジはもちろん、入れっぱなしでもより活発な動きになります。レバーのストロークが長い分、今乗っているアストラのボタン式Sモードよりレスポンスには劣りますが、とても使いやすいです。これならアストラからもスムーズに移行できそうです。
乗り心地もグッド。やや硬めですが、不快な突き上げはありません。ランフラットタイヤも悪くないフィーリング。「フラットライドはこういうことを言うのかなぁ」と実感します。
また静粛性はバツグンで、音はとても静かです。実用車ばかり乗っている身にはこういうところが「高級車だなぁ」と心に刺さります。

タイヤはコンチネンタル プレミアム コンタクト SSR
ホイールはダブルスポーク・スタイリング222
サイズはタイヤ205/55R16、ホイール7Jx16インチ
深夜の高速道路も試しましたが、安定感バツグンでした。カタログには「目的地に着いても、まだ乗っていたくなる」とありますが、本当にそう思います。あっ、ワタシは別にBMW社のまわし者ではありませんが(汗)。
ステアリングはやや重く、特に車庫入れでは結構力を使います。走りで気になるのはそれくらい。まあステアリングホイールのグリップの感触が最高なので、許しちゃう♪ というところです。

内装は劇的に良くなりました
ステアリングホイールの感触はワタシ史上最高(笑)
内装はマイナーチェンジで質感が劇的に向上しました。内張りを見るとよくわかります。これまでは単純な1ピース物で率直に言って安っぽかったですが、より深い表情のものに進化しました。アウディA3を追い越したとは言いませんが、遜色ないレベルには到達したと言えます。いやぁいいです、マジで。

メーターはBMWの文法通りオレンジに発光してとても見やすいです
ただシートは悪くはありませんが、他のドイツ車で時々出会う「感動」級ではありません。以前の318tiもそうでしたが、BMWはドイツ車にしてはシートはさほどパッとしません。オプションのスポーツシートか、いっそレカロを入れたくなります。
さて、走りの部分が長くなりましたが、走りがすばらしいのは最初からわかっていたこと。今回気になりあえてモニターまでしたのは実用面を見たいからです。我が家のファミリーカーとしてどうでしょうか。
まず後席に乗った妻は「これで十分広い」と。
おお、これは意外だ! 世間では「狭い」と評判ですが、実際に我が家で一番後席に乗る機会の多い妻には、これで問題ないようです。まあ妻の場合、軽のアイとの比較、という事情がありますが。
ワタシの判断ですが、縦方向の足元のスペースは十分あると思います。ただし左右方向はワイドではありません。後輪の位置の関係上、座面の端(写真部分)が硬くて実質的には使えないのです。よって後席の乗員はややセンター寄りに座ることになるので、4人乗車ならOKですが、5人乗車ではキツイでしょう。

後席の端、後輪の真上の部分
ただ、そもそもFFも含め5人乗りセダンやハッチバックで、5番目のシートが快適なものは多くありません。1シリーズだけがライバルに比べて劣る、というものでもないです。
トランクもまずまずの広さがあります。カタログスペックでは容量330L。これは一昔前のゴルフ4と同じです。これで十分ではないでしょうか。ハッチバックの例にならい後席を倒せばフラットかつそこそこ広いスペースも出現。しかも倒すのも簡単です。実用性も十分あります。
ワタシは別にVWにケチつけるつもりはなく、VWゴルフも好きなのですが、日本の自動車メディアは少々ゴルフ賛辞が極端すぎるのではないかと思います。ワタシ自身は1シリーズが実用面で、ゴルフに比べて優れているとはいいませんが格段に劣るとも思えませんでした。それに世の中にはゴルフより実用性に優れたハッチバックもありますし。
やはり、クルマは雑誌やカタログや人の意見だけでなく、自分自身で体感しないとわからない部分が大きいとあらためて感じました。
話が逸れましたが、1シリーズのハッチバックは別にパーソナルカーにあらず。我が家のファミリーカーとしても十分やっていけると判断しました。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-04.htm#day16
BMWの「24時間モニター」で、お次は3シリーズ320iに乗りました。

BMW 320i
320iのパワーユニットは120iと同じバルブトロニック搭載2リッター4気筒、N46B20Bです。ただし最高出力は120iが6400回転で156馬力なのに対し320iは6200回転で150馬力と、やや抑えられています。最大トルクが3600回転時に20.4kg-mを発揮するのは両者同じです。要は120iの方がちょっと上まで伸びる設定のようです。
実際に乗り比べてどうだったかは後述します。
ミッションは6ATです。
ちなみに320iはオプションで6MTも選べます。中古でもたまに見かけます。ただ実際のところ日本ではほとんどがATです。
このモニター車両はオプションのHi-Lineパッケージ仕様でした。ダコタ・レザーシートやポプラ・ウッドのインテリアトリムなどが装備されています。雰囲気は昨日の120iとはまったく違います。いかにも高級セダン!って感じがするし、ちょっとアダルトになったというか、老けたような錯覚も覚えます(爆)。

Hi-Lineパッケージの内装
まずは我が家の周りの狭い道を経て、ガレージへ。E90の3シリーズは特に横幅が拡大したので、細い道のすれ違いやガレージの収まり具合は大変気になるところです。で、実際にはとりあえず問題ありませんでした。ただしそれなりに気はつかうのも事実。慣れれば問題ないかもしれませんが。
また縦方向もDセグメントゆえ長いですが、特に支障はありませんでした。

マイガレージに格納された320iとスピリットR
いやぁ、ホント癒されます
運転は120iからの乗り換えだとほとんど違和感はありません。各種操作系がほとんど同じだからです。また今回はエンジンも同じN46B20Bなので、ほとんどフィーリングは変わりません。カタログでは6馬力の差がありますがワタシのような「違いのわからない男」には区別つきません。
ただ、120iと320iが乗り味を変えているのは明確にわかります。120iはキビキビした動き、軽快さが全面に出ています。一方320iはよく言えば落ち着き、重厚感、別の表現ではいい意味での鈍さ、重さを感じます。一見似ているけど性格はかなり違う、でも明らかに同じ両親を持つ「兄弟」。そういう関係です。
乗り心地は320iは120iよりさらに良いです。
ちなみにタイヤは銘柄、サイズとも昨日の120iと同じです。よって乗り心地の違いはボディ、ホイールベース長、足回りの設定、内装などの味付けの違いによるのでしょうか。

320iの内装
Hi-Lineパッケージは高級車の雰囲気がバリバリです
内装は運転席に座った瞬間に「あっ、これいいね!」と落ち着ける雰囲気があります。ただし横に長く伸びたインテリア・トリムは、車幅のワイドさをさらに強調しているようで、ますます運転しにくく感じます(苦笑)。とにかく今度の3シリーズ、外装も内装も横にビローンと長いのが気になります。

320iもメーターはBMWの文法通りオレンジ発光
速度計は260km/hまでありますが、日本じゃ半分で足りそうです
ちなみにマイナーチェンジ前の1シリーズの内装は安っぽかったので3シリーズに比べ廉価版の感が否めませんでしたが、2007年のマイナーチェンジでそれは払拭されました。今や3シリーズと1シリーズの内装はサイズの違いのみで、質感に差はないと思えます。
さて、次は実用面です。
まず後席。E90は以前も書きましたが後席のスペースは劇的に良くなっています。ただし、よく見るとこれはあくまで縦方向の話でした。3シリーズも1シリーズと同じで、後輪の位置の関係上、座面の端は使えず乗員はセンター寄りに座ることになります。そのため左右方向はワイドではありません。5人乗車はやはりキツイでしょう。

320iの後席
1シリーズと同じで、後席の端部分は有効に使えず
こういうのはディーラーでのちょっとした下見や試乗ではなかなかわかりません。ゆっくり時間をかけて、時には巻尺を使ったりしながらでないとチェックできないものですね。
Dセグメントなので、トランクにはゆとりがあります。凸凹が多いのは難点ですが、絶対容量は確保されています。我が家の使い方なら十分でしょう。
さて、話をまとめます。
まずは120iと320iの比較。120iは軽快でキビキビしたテイストです。一方320iは重厚で落ち着いた乗り味です。また妻のコメントは120iは「内装が飛行機のコクピットみたい」、一方320iは「内装が昔からの乗用車っぽい」と。これで見えてきました。1シリーズは乗り味は軽快さで勝負で、ターゲットは新しい提案による新規市場の開拓。一方3シリーズはセダンらしい重厚な乗り味、そしてコンサバティブな造りでこれまでのマーケットを大事にしよう、という意図が見えます。同じシャシーやパワートレインを使った兄弟ですが、このように造り分けているのでしょう。あとはユーザーが好みを選ぶだけです。
そして、我が家におけるニーズ合致度は、妻の判定で120iに軍配です。
我が家の狭い道、決して広くないガレージでも十分入り、運転しやすいコンパクトなサイズで、実用上十分なスペースが確保されているという判断です。320iはやはり車幅が気になり、ワタシはともかく妻は運転したくないとのことでした。コンパクトで軽快な1シリーズは、妻も喜んで運転していました。
ワタシ自身はどちらも楽しく運転できて甲乙つけがたいのですが、実用面がOKなら小さい方がベターなので、わずかながら1シリーズに軍配です。320iの車幅が1800mm以下ならもっと勝負は拮抗したと思うのですが。
というわけで我が家における「1シリーズか3シリーズか」は決着がつきました。
あとは1シリーズと他の候補の比較検討と、そして予算です(汗)。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-04.htm#day17
ゴルフの新グレード、TSI トレンドラインを試乗しました。

ゴルフ TSI Trendline
これは従来のゴルフE、いわゆる1600ccの廉価グレードに相応します。主要な装備はゴルフEをベースにしていますが、パワートレインに1400ccのTSI(直噴+ターボエンジン)+7速DSGを搭載しているのがトピックです。
もう雑誌などに詳細な解説があるのでここでは簡単な概略だけですが、エンジンは1400cc+シンプルなシングルターボチャージャーを搭載しています。GT TSIのようなスーパーチャージャー+ターボではありません。またDSGは7速化。この1速をよりローギアに、7速をよりハイギアードとし、アクセル開度と速度域に合わせて常に最適なトルクバンドを維持してドライバビリティーと燃費を両立させよう、というのが意図のようです。
「そんな優れた7速DSGなら、GTなど他のTSIにも搭載すればいいじゃないか」
ということは当然思いつきます。しかし現状では湿式クラッチの6速DSGが最大トルク350Nmまで耐えられるのに対し、乾式の7速DSGは250Nmが許容範囲とのこと。よって現状では、乾式DSGはゴルフのベーシックグレードや、もっと小さいポロなどに使われることになるのでしょう。
さて試乗。
乗った印象としては、街中ならまったく違和感はないです。遅くて苦労することはありません。また7速DSGはポンポンシフトアップし、速度は忘れましたが(60km/hくらいだったかな?)すぐにトップの7速まで到達します。これなら燃費も相当期待できそうです。
パワートレイン以外は相変わらず、普通のゴルフです。
もう何度も乗ったし、このページにも書きましたが、まるで自分のクルマのように違和感なく乗れます。1760mmという車幅もすっかり慣れました(汗)。視界もよく、本当に乗りやすいです。試乗というのは営業さんの視線を浴びながら慣れないクルマに乗るので緊張するものですが、ゴルフの場合まったく緊張することもなく、我がもの顔で図々しく乗れます(爆)。本当にステキなクルマです。
ただ、この試乗車はロードノイズなどが結構大きく、いわゆる高級車的なスムーズさは感じられませんでした。ひょっとするとゴルフE、じゃなくてトレンドラインはベーシックグレードゆえ、遮音材などが少ないのでしょうか。いずれにせよ乗り味は「ベーシック」なので、そのあたりが気になる場合は、もっと上位のグレードにした方がよさそうです。
というわけでワタシの結論としては、これはこれで良いクルマだと思います。
燃費は相当期待できるでしょう。内装などチープなところもありますが、これはこれでベーシックな味わいがあります。
ただ、個人的な好みからすると、やはりちょっとスポーティーなGT TSIの方が好みです。ちょうどゴルフはこのトレンドラインとコンフォートライン(従来のGLIに相当)、そしてGTと「松竹梅」が揃ったので、好みや予算に応じて選べます。トレンドラインは「梅」ですが決して廉価とは思いません。むしろ7速DSGは一番進んでいるし、車重は1310kgとGTより100kgも軽いのもアドバンテージ。予算でやむなく…、ではなく積極的にトレンドラインを選ぶ価値は十分にあります。
営業さんによれば、ゴルフに「松竹梅」が揃ったことで、最近の受注はトレンドラインとGTが多いようです。いわゆる二極化がここでも発生しており、中間のコンフォートラインは多くないとのことでした。確かに、GTもトレンドラインもそれぞれ魅力があるので、中間のコンフォートラインは中途半端もしれません。
まあしかし、実際に買うとしたら、大いに悩めそう。それくらい充実したラインナップです。
以上、とても楽しかったゴルフ試乗でした。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-07.htm#day08
メルセデスの先代Cクラス(W203)に乗る機会がありました。
短い時間の試乗でしたが、ログを残しておきます。

メルセデスの先代Cクラス(W203)
乗ったのは2005年式のC200です。4気筒1800ccエンジン+コンプレッサー(スーパーチャージャー)のついたモデルです。
で、乗った印象はとにかく「スムーズ」でした。
乗り心地がメチャメチャいいです。タイヤが何の支障もなく、とても滑らかに回転するのがわかります。ちょっと感動してしまうくらいでした。
トランスミッションは変なショックがなくスムーズ。ブレーキもこれまた、踏んだ分だけ気持ちよく制動し、極めてスムーズです。さっきから「スムーズ」「スムーズ」とボキャブラリーが少ないのがバレバレですが、本当にこの言葉しか浮かばないくらい、スムーズです。
とにかく乗ってみて、最初の100mで気に入りました。
面接に例えるなら、最初の質問の回答だけで「合格!」としてしまうようなもの。試乗ではブランドバリューや先入観などをなるべく入れないようにしていますが、C200のスムーズさにはちょっと参ってしまいました。
さて先代Cクラス、もし中古で買うとしたら、やはりネックは予算か…。
あとは中古車業の兄曰く「最近のメルセデスは細かいトラブルが多い」という評価。これにどう対策するかでしょうか。とにかく、乗った印象では文句なしでした。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-08.htm#day24
最近気になっていたボルボの試乗をしました。
試乗車はV50。本当はセダンのS40が気になるのですが試乗車がなかったので、ワゴンのV50になりました。こちらは新車で、グレードは2.4i SEという、2400ccで170馬力を出すモデルです。

ボルボ・V50
まずエンジンはなかなかです。音は静かで、2000回転あたりでの実用トルクも十分あります。今回は後部座席に妻と子供二人を乗せ、助手席には営業さんという5人フル乗車でしたが、特にストレスは感じませんでした。
5速ATもスムーズです。ATはアイシン製でマニュアルモードつき。BMWはマニュアルモードに入れると入れっぱなしで何もしなくてもシフトプログラム自体がスポーティーになりますが、ボルボはマニュアルモードに入れただけでは特に何も変化はしません。+-でアップダウンする必要があります。
ハンドリングは一般道の片側一車線なのであまり試す機会はありませんでしたが、まずまずです。ただちょっとクルマの重さは感じます。一方直進性は高いです。
乗り心地はまずまず。オプションの17インチタイヤの影響か、ちょっと突き上げを感じました。あと、ちょっとロードノイズも気になりました。もし16インチでセダンボディだと、また印象が違うかもしれません。
ブレーキも特に悪くないですが「すばらしい」と感じるほどでもありませんでした。
というわけで、走りに関してはまずまず。
特に欠点はないのですが、やはり素性がCセグメントだけあって、高級な乗り味とはいきません。かといってCセグメントハッチバックの軽快さがあるわけでもないし…。
昨日書いたCクラスのような感動的なスムーズさはないし、BMW1シリーズのような感動的なハンドリングの良さもないです。またVWゴルフのような感動的な運転のしやすさもないし、TSIのような感動的なパワートレインというわけでもないです。悪くはないものの感動もなし。以前2004年あたりに試乗したときには「特に印象がない」と思ったのですが、なるほどそれも納得です。
ところで内装ですが、広さは横方向は十分あります。後部座席に大人一人+チャイルドシート二つという状況でも大丈夫でした。頭上のクリアランスは少なめ。しかし我が家は巨人が乗る機会はほとんどないのでOKでしょう。トランクは十分あります。
あと、革シートやスウェーデン家具を思わせるオークウッドパネルは、妻の心にはかなり響いたようです(笑)。刺激的ではないけど和める空間で、長時間のドライブでも疲労は少なくて済みそうです。
正直、走りだけで比較したら、ドイツ勢が優勢と思います。
ただし、ボルボには安全装備、というか安全フィロソフィーという、なかなか目に見えにくいですが強力な武器があります。さらに価格が同年式のCクラス、1シリーズ、ゴルフより安い(ゴルフだけはグレードによっては同程度もあり)のも魅力です。
というわけでV50、というかボルボは「感動した、これで決定!」というほどではないものの、もしお手頃な中古のタマが出たら買ってもいいかもな、と思わせる出来でした。アストラのように、じっくり付き合うことでじわじわ愛着が湧くタイプかもしれません。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-08.htm#day25
Last updated : 2008.08.25