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ひとりごと厳選集(試乗記2005年)

「管理人のひとりごと」からテーマごとにピックアップした厳選集です。

このページは、ワタシが自分の所有車以外で乗ったクルマの試乗レポートです。

目次

2005年2月16日(水):いろいろな車にちょい試乗

ちょっと手伝いで、車を動かしてきました。

ワタシが乗ったのは6台。いずれも中古。A地点からB地点の移動のみで、走行は1kmほどのミニ試乗です。

ちょい乗りとはいえ、いろいろな車に乗るのは楽しいものです。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2005-02.htm#day16

2005年5月5日(木):アテンザスポーツ23Sに試乗

気になっていたアテンザに、あらためて試乗してみました。デビューしたときに試乗しましたが、そのときとは印象も変わっているでしょう。

こちらが試乗したアテンザ。5ドアハッチバック「スポーツ」の23Sです。この車は「試験的にビルシュタインの足回りを入れている(ディーラー談)」とのことです。

アテンザ スポーツ 23S
アテンザ スポーツ 23S

ごくオーソドックスなんですが、カッコイイルックスですねぇ。
さて乗ってみますと、エンジンは2300ccもあるのでゆとりがあります。音も悪くないです。燃費はわからないものの、全体的にこのクラスのエンジンとして上々の出来です。

ミッションはティプトロニック、マツダでいうアクティブマチック付の4AT。マニュアルのシフト操作もスムーズに決まり、ATとしては気持ちよいです。向きも後ろに引くとシフトアップ、前に押し倒すとシフトダウンなのでわかりやすいです。この向きは少数派で取り入れているのはBMWとマツダしか知りませんが、この向きの方が断然使いやすいです。
街中では2速と3速が活躍します。ただし高速だと4速ではうるさそうです。ゴルフやA3のように6速を出せ、とは言いませんが、せめて5速ATがほしいところです。

ボディもガッチリして、車全体の建てつけがしっかりしています。「おお、マツダのクルマも良くなったなぁ」という印象です。マツダには大変失礼ながら「良くなったなぁ」というのがミソ。BMWやアウディあたりだと「さすがだなぁ、やっぱ違うなぁ」という感想を持つのですが、同じ品質でもマツダが達成すると「おお、良くなったなぁ」と感じてしまいます。免許を取って初めてBGファミリアを買い、辛い90年代をマツダ車と過ごしてきた一マツダファンとしての率直な感想です。

乗り心地はやはり硬いです。
ビルシュタインの硬目のセッティングと17インチホイールのダイレクト感を、タイヤが和らげてくれない印象です。僭越ながら、ワタシの318tiの方が乗り心地は断然上です。しかしアテンザもこのセッティングのままでも、タイヤだけEagle F1あたりに換えれば相当良くなるだろうと思います。
もちろん乗り心地と引き換えに、運動性能、特に高速域での安定性は抜群のものを感じます。というわけで、運転好きのお父さんには良い足回りですが、お母さんや子供にはちょっと気になるかも、という足回りです。

走りが良いアテンザですが、もう一つのセールスポイントは、トランクでしょう。

アテンザ スポーツ 23Sのトランク
アテンザスポーツのトランク

トランク、とにかくデカイです。そして開口部も大きくて使いやすそう。さらにリヤサスが凝った設計なのでタイヤハウスの張り出しが少なく、全体がスクエアなのもポイントです。
アバウトな採寸ですが、開口部は幅110cm、対角線で140cmあります。また内寸も幅が一番狭いところでも110cm、広いところでは140cmあります。長さは最大でなんと190cmもあります。これならレーシングカートも積めるかもしれません。

というわけで、マツダらしく走りが良くて、作りもしっかりしていて、トランクも大きいアテンザ。いい車です。しかし、要はこれ一台で済んでしまう車なので、二台所有でセカンドカーに使うには少々立派過ぎる印象です。2300ccのエンジンも1780mmの幅もToo much。いい車なんですが、残念ながらウチのニーズには合っていないですね…。

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2005年5月10日(火):プジョー307試乗

最近はなんちゃって試乗レポートが増えておりますが、目的は自分自身の備忘録、ということで、気づいたことを書いておこうと思います。

さて、プジョー307を運転しました。1600ccのスタイルという、307の中で一番ベーシックな仕様です。色は美しいチャイナブルー。これはいつ見ても良い色だなぁ。

プジョー307
プジョー307
(写真はチャイナブルーではありませんが…)

さて感想ですが「ミニバン」…。
フロントガラスががやたら広くて、異様なくらい開放感があります。クルマというより「小田急ロマンスカー」という感じ。またドアミラー部分の三角窓や高い着座位置などはミニバン気分を十分に味わせてくれます。

走りは特に不満なし。パワーもそこそこあるし、足回りもまずまず。フランス車だからといって柔らかい乗り心地というわけではないのですが、まあ問題ないでしょう。
ただしブレーキには違和感を感じました。ブレーキペダルとアクセルペダルの高さが合っていません。また踏んだフィールも「踏み始めは反応せず、踏み込むといきなり効く」という、いわゆるカックンブレーキタイプ。慎重にペダル操作をしないと、同乗者に辛い思いをさせてしまいそうです。

後部座席は広くゆったり、またトランクも十分あります。ただ、ボディがデカイので室内が広いのは当たり前。以前306のトランクを見たときには「このボディサイズの割には大きなトランクだなぁ」と感動したものですが、307にそういった感動はありませんでした。

というわけで結論ですが、ワタシ自身は買う気モードには入りませんでした。今やこのクラスは大変充実してきました。同じコンセプト、同じサイズでゴルフ5があるし、ゴルフのメカ+異常に高いクオリティのアウディ A3もあるし、FRのBMWもあるし…。そんな中、307は広い室内と、あとはスタイリングがアピールポイントになると思いますが、逆にそれしかアピールポイントがないようだと、ちょっと苦しいでしょう。

最後に、勝手な推測ですがプジョーは昨今のライバルの充実ぶりに対抗すべく、2006年モデルあたりでドラスティックに変えてくるかもしれません。スタイリングはこのままでいいと思いますが、エンジンに最新のテクノロジーを導入したり、ATを多段化したり、あるいはトランクも広いだけでなく使いやすさも考慮する…、などなど、いくつかポイントはありそうです。以上、当たらないと評判のakimitsu.net予想でした。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2005-05.htm#day10

2005年5月23日(月):ドライブしいよおっ、オレのランクスでぇ♪

家族3人で出かける用事があったのですが、現在の我が家は2シーターが一台のみ…。
というわけで、笑い話というか情けないお話ながら、レンタカー借りました。

レンタルしたのはカローラランクス。平成15年式の「X」という、1500ccの一番ベーシックなグレードです。ランクスは「本命」というほどではないものの、一応セカンドカー候補の一台。6時間のレンタルですがじっくり乗ってみたので、例によって備忘録を兼ねてインプレッションを書いておきます。

カローラランクス
カローラランクス

さて運転してみると、自分の車でもないのに妙に慣れた感じで乗れます。サイズも手ごろだし車両感覚もつかみやすいので、まったく違和感なく乗れます。さすが、このあたりは世界のベーシックカーと思います。

エンジンは1500ccゆえパワー云々という車ではありません。もちろん日常使いでは問題なしでしょう。ATのシフトショックが少ないのはさすがトヨタです。ただし、街中では3速ホールトで運転したいのですが、ATはすぐに4速までシフトアップしてしまい、結果シフトアップとキックダウンの繰り返しでギクシャクします。ギアを自分で決めたいワタシには、ATのこういう動きはやはり性に合わないです。

ベーシックグレードゆえに乗り心地は柔らかめ、というか、フニャフニャです。気になるのがピッチやロールの戻りの動きがゆるく、収まりが遅いこと。もう少し引き締まった足だと嬉しいのですが、まあベーシックグレードでそんなことを要求するのも筋違いでしょう。スポーティなグレードがどういう挙動をするのかは気になるところです。

シートはいまいちだなぁ。腰のサポートが弱く、長時間乗ると腰痛になりそうです。これも上級グレードのスポーツシートだと変わってくるのかもしれませんが…。

というわけで、この車はチョイ乗りには向きますが、これで「(東京から)名古屋まで行け」と言われたら、ちょっと辛いものがあります…。そんな車です。

一方、妻は大絶賛です。まずは後席のドアに感動。「後ろにドアがあると、こんなに乗りやすいんだねぇ!」と。その時、お父さんはただ無言だったそうです(爆)。
室内も広く、小物入れなども完備され快適そのものです。妻は「これにしよう!」とかなり本気モードに入りました。ただ、ワタシには室内(トランクですが)にも小さな不満が…。一つはパッケージトレイに止め金が多く脱着が面倒なこと、もう一つはリヤシートを倒すレバーがトランク側から操作できないことです。トランク自体は大きくて良いのですが、こうした細かい使い勝手がいまいちです。

カローラランクスのトランク
カローラランクスのトランク

さてまとめですが、うーん、退屈な車だ…(爆)。
日常の足としてはとてもよく出来ているんですが、これを所有してもときめきがなさそうだし、これで遠出したい、という欲求もかきたてられません。中古車の値段は比較的お手軽な部類ですが、それでも100万円程度の買い物なわけで、ならばもう少しワクワク感がほしいところです。

それにしても、この車に乗っているとどうしても
「惚れた女はお前だけぇ♪」
ついつい、あのCMソングを歌ってしまいます(笑)。

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2005年5月29日(日):レンタカー試乗レポート第二弾・ティーダラティオ

車がないときに限って、家族3人で出かける用事が…(苦笑)。
というわけで、二週連続の苦笑い話ですが、またレンタカー借りました。

今回は昨年デビューした日産の「上質コンパクト」ティーダの4ドアセダン、ラティオです。平成17年式で「15M」という、3つあるうちの真ん中のグレードです。1500ccでCVTを搭載したラティオの印象を備忘録として書いておきます。

ティーダラティオ
ティーダラティオ

さてこの車、席に座ってちょっと運転しただけで、気に入りました!
とにかく素晴らしいのは内装。木目パネルが落ち着きを演出していますし、シートの表皮もGood。また操作系の手触りも良くできています。ドアを閉めたときの静粛性も大型高級車並に良く仕上がっています。

ティーダラティオの内装
ティーダラティオの内装

後席もものすごく広いです。足がらくらく組めます。横も広くて後席で3人乗車をしてもまったく問題はありません。この車は背が高くスタイリッシュとは言いがたいですが、その分室内スペースは十分にあります。とにかく運転席もそれ以外も、ルーミーな内装です。

走りもGoodです。CVTはアクセル開度にほぼ忠実に走りますし、トルクもよく出ていて走りやすいです。足回りも安物カーにありがちなフニャフニャ感がなく、コーナーリングもしっかりしています。もちろん乗り心地が損なわれることもありません。また、ブレーキのフィールも合格点です。

率直なところ、先週のランクスよりあらゆる点で断然上。同じ1500ccクラスで価格も(新車の値段も、レンタカーの料金も)同じような二台ですが、ティーダラティオの方が圧倒的に気持ちよいです。これなら「東京から名古屋に行け」と言われたら喜んで行きます。

ただしラティオにも弱点はあります。
一つは内装の細かいところにゆるみがあること。例えば下の写真は運転席側ドアの木目パネルですが、角が微妙ですが反り返り、隙間ができて押すとプカプカいいます。デビューしたばかりのせいか、細部の組みつけが少々甘い感じを受けます。

木目パネルにゆるみあり
木目パネルにゆるみあり

燃費もいまいち。60km走行しただけで、針がこれだけ動いています。

60km走行で燃料計の目盛りがこれだけ減少
60km走行で燃料計の目盛りがこれだけ減少

正確には、燃費が悪いのではなく、タンクの容量が45Lと小さいのが針が動いた原因のようです。燃費そのものは60km走って5.89L使用=10.2km/Lなのでまずまずです。ただこの感じだと巡航距離は伸びないだろうなぁ。先週のランクスは同じ60kmを走ったにもかかわらず、燃料計の針は満タンのまま微動だにしませんでした。燃費に関してはまだまだトヨタに一日の長がありそうです。

いろいろ書きましたが、トータルでこの車にはかなりの好印象を持ちました。ただし、デビューしたてでもあり、まだ熟成の余地があるように思えます。この車の本当の買い時は少なくともあと2、3年後になりそう。というわけで我が家でも、数年後には候補になるかもしれません。日産には是非、この車を熟成させて長く売り続けてほしいものです。

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2005年7月2日(土):ゴルフGTIに試乗

ゴルフ5のホットバージョン、GTIに試乗しました。

ゴルフ5 GTI
ゴルフ5 GTI

注目はなんといってもDSGと呼ばれる2ペダルMTでしょう! もちろんワタシも念入りにチェックしました。まずシフトアップ、これは確かに早くてスムーズです。雑誌に書いてあるように「電光石火の」というのはちょっと大げさですが、気持ちよくシフトアップします。さらによいのはシフトダウン。コンピュータが自動的に空ぶかしをしてくれるので、イヤなショックもなく、まるでヒール&トウをしているがごとくシフトダウンします。

一方、ATモードではごく普通のAT。燃費重視の設定でトントントンとシフトアップするあたりは、通常のゴルフや兄弟車であるアウディ A3と同じです。AT限定免許の方でもまったく違和感なく乗れます。

面白いのはDSGにも一応クリープ現象があること。メカの設計上はありえないはずなのですが、意図的にクリープ現象を発生させているそうです。とはいえ、普通のAT車よりスピードが遅いので、渋滞の道をゆっくり進むにも遅すぎます。またバックも遅いのでアクセルペダルを踏まずに車庫入れするのも無理そうです。

いろいろ書きましたが、DSGは「2ペダルMT」とはいえ、本質的にはAT車と思います。シフトがスムーズでダイレクトになったAT車、こう思えば後悔することはないでしょう。しかしH型のゲートをカチカチと操作するクラッチつきマニュアル車とはやはり違います。MT車の代替と考えると期待外れになるかもしれないので、検討される方には是非試乗をオススメしたいところです。

DSGにいっぱいスペースを割きましたが、17インチを履きながら乗り心地は良いし、内装もアルミを使いイイ感じ。室内も広いし、欠点はほとんどなし。これで336万円なら安いといえるでしょう。

しかし、今度のGTIはあまりに昔に固執しすぎているのが気になります。特にフロントグリルの赤ラインはゴルフ1や2のGTIがモチーフなのでしょうが、個人的には正直小恥ずかしい…。昔にこだわる点ではスカイラインGTあたりと共通するものを感じます。
「スカGは丸目テールじゃなきゃダメだ」
「GTIは赤ラインがないとダメだ」
うーん、発想が同じだ。どうしても過去の栄光にすがってばかりで変化についていけないオヤジ像が浮かんでしまうのです。ワタシは軟弱者で、少々キャラが薄まったゴルフ3 GTIがちょうど良かったので、今度のGTIには少々野暮ったさを覚えます。

新しいGTIはもちろん良いですが、ワタシなら同じエンジン、ミッションながら、洗練されて未来を感じるアウディ A3のDSG版を選びます。もちろん予算が許せばの話ですが…。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2005-07.htm#day02

2005年7月3日(日):新しいアテンザに試乗

マイナーチェンジされたマツダ アテンザに早速試乗しました。
A3を買ったばかりなのに何をやっているんだかなぁ、と我ながらあきれます(爆)。

試乗したのはワゴンの23S。黒のボディカラーに新デザインの17インチホイールが映えます。ちょっとBMWをパクっている感じもしますが、このホイールは実にカッコイイです。

マイナーチャンジされたアテンザ
マイナーチャンジされたアテンザ

さて乗った印象ですが、マイナー前(2005年5月5日試乗)よりさらに質感が上がったように思えます。内装も落ち着いたデザインになったし、ボディの剛性感も多少アップしたように思えます。ATも5速になったし、動きがスムーズになったようです。

ただ、当たり前ですが変わったとはいえ相変わらずアテンザです。スタート時にエンジンが独特の音を奏でる(『うるさい』とも言います…)ところなども相変わらず。しかしながら、元々良いクルマがさらに磨きがかかって、個人的にはかなり好きなクルマです。

6/24付でも書きましたが、マツダ社には今後もアテンザをロングセラーに育ててくれることを期待しています。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2005-07.htm#day03

2005年8月29日(月):NEWロードスターに乗りました

8月25日に発表されたばかりの、新しいマツダ・ロードスターに早速乗ってきました。

NEWロードスター
NEWロードスター(奥はマイFD)

グレードはビルシュタインダンパー装着のRS。赤で6速マニュアルです。

まず外装ですが、相変わらず一目でマツダのロードスターとわかるルックスです。初代や二代目の良さはキチンと引き継がれています。目立つのはフロントのライト周りと、RX-8ばりの大きなオーバーフェンダー、17インチのホイール、そしていわゆるユーロ風のテールランプなどでしょうか。また、よく観察するとボンネットが結構高いです。特にロータリーでボンネットがとても低いFDと比べると目立ちます。安全性を確保するために、ショルダーラインを全体的に上げているのがわかります。

内装はちょっとアルミの演出をやりすぎかな…。座ってみると少々くどいです。メーターリングもシルバーなのはよいのですが、メーター自体が飛び出していて少々落ち着かないです。2月に初めて写真を見たときはよさそうな感じがしたのですが、実際に座ってみると、もう少しプレーンなくらいでちょうど良いように思えます。

さて走ってみて…。
おお、最初の数十メートルで、このクルマがロードスターであると感じます! その理由はエンジン音と排気音。味付けが見事に先代までのロードスターを引き継いでいます。エンジンはアクセラやアテンザに積んでいるマツダの新しいエンジンなのですが、さすが、マツダは音の演出に相当力を入れたのでしょう。オープンにして運転すると、伝わってくるのがこれまでとロードスターと同じ、特有の小気味良いサウンドです。これは今までのロードスターの音が好きだった方は、違和感なく乗れるのでは、と推測します。
初代のロードスターはファミリアと同じエンジンを積んでいながら、ロードスター特有の演出がされて気持ちよいものでした。今回もアクセラと同じエンジンながら、ロードスターの方が音の出方が断然気持ちよいです。

乗り味はカチッとしています。ボディもしっかりしていて、初代ロードスターやFCカブリオレあたりと比べると、時代を感じますねぇ。まああの時代のオープンカーの「ペナペナ感」もある種の味ではあるのですが、今度のロードスターは現代風になり、そして未来を見据えているのでしょう。

6MTはマツダ内製になったそうです。感触は軽め。まだ慣らしも終わっていないはずですが、引っかかりもなくスコスコ決まります。クラッチも軽め。ただし試乗車はクラッチのつながるポイントがすぐ来るので、慣れないとエンストするかもしれません。

総じて、三代目ロードスターは良いチェンジと思います。このチェンジはとても大きなものです。というのも、二代目はデビュー当時マツダがドン底だったので、結果的には大きな変化のないモデルチェンジでした。しかし今回は財務的にもすっかり立ち直り、お金と気合のかけ方が違います。エンジンもシャシーも新設計(まあ他車の流用ですが)でミッションも新開発。ダイエットも相当やったようで、ボディサイズが大きくなり安全性も確保しつつ、車重はわずは10kg増だそうです。

これだけの大掛かりなチェンジにもかかわらず、初代からの「味」も残しているのが立派なところ。さすが、マツダはこういうスポーツカーを作るのがうまい! お値段もこの内容にしてはお手ごろだと思います。ホントの旬はある程度熟成される2、3年後からと思いますが、今飛びつくのも悪くないかと思います。ワタシもサードカーにほしい(爆)!

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2005-08.htm#day29

2005年11月28日(月):500SL試乗記

ふとしたきっかけで、平成元年式メルセデス500SLに乗る機会がありました。

平成元年式メルセデス500SL
平成元年式メルセデス500SL

いやぁ実にクラシカルなクルマです。特に水平基調のボディラインがたまりません。全身から優美なオーラが出まくっております。最近の「挑発系」のデザインに比べると、このデザインは優しくて愛嬌があります。

エンジンは5リッターV8。走らせるとなんとも重厚なフィールです。意外なのはクリープ現象がほとんどなくて、アクセルをグッと踏み込まないと前に進まないこと。しかし慣れないワタシは5リッターV8のアクセルを踏み込む度胸なんてありません(汗)。その結果、周りから見ると流れに乗れずトロトロ走る500SLに見えたことでしょう…。これまでのワタシの車歴にはまったくなかった乗り味ですが、強いて言うならば兄の乗るメルセデスEクラス(W124)とは共通するものを感じました。

内装も見させてもらいました。紺の本革仕様ですが、手入れが良いのか素材が良いのかはたまた両方か、17年経った今も美しい状態を保っていました。この時代のメルセデスは作りが本当に贅沢なのでしょうねぇ。全体の雰囲気から、そして細部のパーツ一つ一つからそれが伺えます。

こんなゴージャスなクルマ、ワタシには笑っちゃうくらい似合いません。
まあ、パパから譲り受けた、ということにすれば少しはつじつまが合うかも(爆)。いずれにせよ、この時代のSLに乗るのはおそらくこれが最初で最後、よい経験でした。

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2005年12月25日(日):スイフト・スポーツに乗りました

最近はなんでも「今年最後」ですが、今年最後の試乗記です。
RJCカー・オブ・ザ・イヤー受賞、日本カー・オブ・ザ・イヤー「Most Fun」賞、そしてネットのcarviewでもカービュー・オフ・ザ・イヤーを受賞、と最近ノリノリのスズキ・スイフトに乗りました。試乗したのはカリカリグレードである「スポーツ」。それのAT車です。

スイフト・スポーツ
スイフト・スポーツ

ありがたいことに営業マンの同乗なしの単独で試乗できたので、ちょいとルートを外れて近くの駐車場に停車。即席でポーズとってちゃっかり写真撮っちゃいました。
うーん、カッコいいルックスですねぇ。

さて乗ってみましたが、エンジンのレスポンスが鋭い! そんなに速くはないのですが、アクセルペダルを操作する足の動きにミリ単位で反応します。エンジン音もうまいこと演出されています。実に楽しいクルマです。

しかし、ATとの組み合わせは×。スタート時の反応が良すぎて常に急発進気味になってしまうのです。アクセル踏むのに超・気をつかいます。MTだとクラッチのつなぎ方でごまかせますが、ATだとただでさえ急発進の事故が多いのに、このセッティングは問題です。結論として、スイフト・スポーツはMTで乗るに限ります。

と、いきなり結論を書いてしまいましたが、続きを書きます(笑)。
ブレーキも上々のフィールで、踏力に応じて反応します。ハンドリングもクイックで、キビキビとよく走ります。内装もスポーティーで、トランクは狭いものの居住スペースはしっかりしています。サイズやコストのかけどころに制限の多いコンパクトカーですが、その中でうまいことクルマ好きの琴線に触れる取捨選択をしています。落ち着いたクルマではありませんが、元気なクルマで、以前乗っていたインテグラ タイプRを思い出させます。

最近はいわゆる「ホットハッチ」が絶滅寸前でしたが、久しぶりの快作といえるでしょう。ライバルも国産のヴィッツ、マーチ、フィットよりは外国勢のプジョー106、206、VWルポ(それもGTI!)あるいはBMWミニあたりがライバルと言えそうです。それでいてお値段は200万円しないのだから大バーゲンプライスです。賞を総なめするのも頷けます。

ただし、繰り返しになりますがスイフト・スポーツとATの相性は×。このクルマはマニュアルでこそ持ち味が生きるはずですし、ATのセッティングは危険でもあります。マーケットはATを望んでいるのかもしれませんが、ここはメーカーがユーザ教育の意味もこめて、カタログからATを除いてほしいものです。

さてATといえば、ワタシがそもそもスイフトに期待していたのは日常の足としてのノーマルグレードのAT車でした。今回は乗る機会がありませんでしたが、いずれ乗ってみたいと思います。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2005-12.htm#day25

Last updated : 2005.12.25