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「管理人のひとりごと」からテーマごとにピックアップした厳選集です。
このページは、ワタシが自分の所有車以外で乗ったクルマの試乗レポートです。
先日、マツダの次世代コンパクト、アクセラを試乗してきました。

マツダ・アクセラ
アクセラはファミリアの後継モデルなのですが、各雑誌などでの評判もよいですし、欧州カーオブザイヤーで2位にもなったそうなので、ワタシも期待して試乗しました。
しかし、ワタシの印象は「…?」。
まず気になったのは、コンパクトにしてはあまりに大きすぎるボディサイズです。5ドアハッチバックなのに全長が4485mmもあります。RX-8より50mmもデカイ。カローラならセダンが作れて、それでもまだ余るくらいです。いくらゴルフ5やプジョー307といった、このクラスのライバルが肥大化しているとはいえ、このサイズはデカすぎです。
しかもこの長い全長はパッケージングに生かされているわけではなくて、ただ単にリヤバンパーがふくらんでいるだけで、トランクや後席の広さには全然つながっていないのが致命的な欠点です。今日は辛口で大変恐縮ですが、一体これのどこかコンパクトカーなのか、マツダの良識すら疑ってしまいました。
同様に1745mmもある車幅も大問題。日本は都会も地方も、依然として幅の狭い道路が多いですから、これでは日本では売れないでしょう。
外観でいったんネガティブモードに入ってしまうと、なかなか逆転は難しいのでしょうか。ワタシには走りも何の美点も感じられませんでした。というか、走り以前に、左側のAピラーから不快なコモリ音が出て、お話にならない状況です。また、エンジンフィールはガサガサして気持ちよくないし、ハンドリングはステアリングをクイックにして「いかにも」を演出しているだけ、これで「スポーツ」とは、さびしい話です。
内装やボディカラーはアテンザ、RX-8と共有。エンジンもアテンザと共有。なんだか手抜きですよねぇ。これでは「アクセラがいい!」という絶対的な理由、言い換えればそのモデルの存在価値がなくなってしまいます。確かに価格は安いですが、安いだけが取り柄では、低迷していたころのマツダに逆戻りです。
コンパクトカーはギュッと凝縮されたところに美しさ、カッコよさがあると思うのですが、アクセラは風船ガムをふくらましたような、うすらデカくて味のない車にしか感じられませんでした。元の期待値が高かったせいもあるでしょうが、試乗してこんなに失望した車も珍しいです。
アクセラファンの方もいるかもしれないのに、このようなコメントは大変心苦しいです。
しかしながらなぜ書くのかと申しますと、この出来ではマツダはヤバイのではないかと真剣に危惧しているからです。アクセラはマツダの屋台骨です。その基幹車種がこの出来では、いずれライバルに淘汰されて、一車種の問題ではなく、会社ごと大ピンチになる恐れがあるからです。
数日前、マツダの社長はマツダが近い将来、モータースポーツ活動を再開することを明言しました。ウワサでは、アクセラでWRC参戦という説もあります。こうなったら、マツダはアクセラに熟成を重ねて、WRCで勝てるマシンを作って、ワイドボディに根拠があること、ハンドリングがまやかしではなく本物であることを証明するしかないでしょう。
「アクセラが売れない → マツダの販売が低迷 → RX-7の開発中止」
という最悪のシナリオにならないよう、アクセラには叱咤激励をしておきたいと思い、今日は辛口になりました。これもakimitsu.netなりの、マツダへの愛情の裏返しです。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-01.htm#day26
1/26の続きなのですが、アクセラの試乗車は23SのATでした。
また、同じタイミングでRX-8のタイプS(6MT)も試乗しました。
アクセラで今ひとつ感じるものがなかったのは、続けて試乗したRX-8が良すぎたからかもしれません。RX-8はこれまでにも何回か乗りましたが(それでもしつこく試乗している…)、エンジンは気持ちよく回るし、シフトのフィールも上々。外装は言うまでもなく、内装もスポーツカーの演出と実用性を微妙なバランスで保っており、よくできていると思います。まさに、ライバルはありません。この車、ホント欲しくなります。
アクセラもアクセラならではの味を出してゆくことが、今後の熟成においてはカギと思います。いくらRX-8がよいとはいえ、RX-8との印象の共有化だけではさびしすぎます。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-01.htm#day27
マツダの掲示板にも書いたのですが、昨日FDの点検のついでに、マツダのニューモデル「ベリーサ」に乗りました。
正直、走り一辺倒のワタシはそれほど興味はなかったのですが、まず外装に惹かれました。特に黒かと思いきやよく見ると濃い赤紫色、というラディアントエボニーマイカに参りました。

マツダ VERISA
(奥は我が愛車RX-7)
内装もすばらしい。試乗車はシャンパンゴールドのコンソールにダークブラウンの木目が使われており、外装とよくマッチ。こういう上質かなり好みです。
ただし、シートがやや小さいのが気になりましたが。

ベリーサの内装
特にダークブラウンの木目がかなり魅力的
走りは期待していませんでしたが(爆)、乗り心地はまあまあよく、ブレーキのタッチがよいので、これで十分です。
先日アウディ A3の一カ月モニターを体験しましたが、さすがにA3以上とは言わないものの、なかなかの力作です。サイズも扱いやすいし値段も手ごろ。期待以上に面白いクルマだと思いました。願わくばもっとお金をかけて、質感を一層高めるとよいと思います。販売価格もデミオと差をつけて、200万円近くになってもよいのでは、と思います。
目指すのは、最近流行の160円くらいの高級コンビニおにぎりのような「プチ高級」路線でしょうか。今後の熟成に期待しています。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-06.htm#day29
ワタシの本意ではないんですが(爆)、妻のゴリ押しに屈して、話題の3人掛X2列シートのホンダ・エディックスを試乗しました。

ホンダ・エディックス
フロント3人掛けが特徴
試乗したのは1700ccのFF車。
まあ試乗の感想として、走りそのものには特に感動も不快感もありませんでした。幅が広いのは慣れれば問題なさそう。重心は高め、ブレーキのフィールはまあまあだが、全体的に重くてダルい感じ。乗り心地もまあまあ。ごく普通に街で流れる分には問題ないけど、ドライビングプレジャーも特にナシ、そんな感じでした。
それより、このクルマは室内の作り方が最大のポイントでしょう。
例の3人掛けですが、真ん中のシートは決して子供専用ではなく、例えばワタシ(170cm、60kg)でも十分に乗れました。前席真ん中がチャイルドシート装着OKなのもすばらしいポイントです。
後席も普通のセダン以上に3人がしっかり乗れます。シートが遠距離ドライブも耐えられるかどうかはわかりませんが、とにかく、3人がしっかりと一列に乗れて、それが2列で合わせて6人乗り、というアイデアはグッドだと思います。2人X3列のミニバンはたくさんありますが、あれだとどうしても、1列目と3列目が遠くなるので、2X3より3X2の方がよいでしょう。ホンダは時々、こういう面白い発想をしてきますねぇ。
そういえば、ワタシが子供の頃、家のクルマはクラウンのコラムシフトだったので、ワタシは前席の真ん中に乗っていました。我が家は5人家族だったのでコラムシフトによる前3人乗りは大変重宝しましたし、前席真ん中のあの位置は特等席でした。
その後コラムシフト車は衰退し、また現在はチャイルドシートなるものを用意しないといけないわけで、いつのまにか子供は後部座席に乗せるしかなかったのですが、エディックスは子供の頃の原体験である「前席3人乗り」が現代に復活した、といえるのでしょう。
妻は「千鶴ちゃんを真ん中に乗せてドライブに行きたい!」とノリノリでしたが、ワタシもまあ、この点は大変気に入りました。
また写真のように、3人+広大な荷室、という使い方もできます。例えばレーシングカートを積んで、家族3人でサーキットへ、という使い方もできそうです。もちろん引っ越しなんかもラクラクでしょう。1人、2人でこれに乗るのはイヤですが、3人以上ならいろいろな乗り方ができて、俄然楽しくなるでしょう。
いいことばかり書いてきたので、気になる点も少々。
エディックスは車幅を広げて、それを目一杯室内スペースにしようとしており、その発想はよいと思います。正面から見ると最近では珍しくスクエアな、垂直なデザインで、ドアも最近のクルマにしては薄め。
そこで気になるのは側面衝突対策なわけですが、このクルマ、サイドエアバックがオプション設定なのです。今どき安全装備は標準装備が常識かとワタシは思っていたのですが、なぜサイドエアバックが標準装備でないのか、ワタシには理解できません。エディックスは特に大人数乗車が前提のクルマなのですから「乗員6人すべてに最高水準の安全装備を用意しました」くらいのことを言ってほしいのですが…。もしコストだけを理由にサイドエアバックを標準装備から落としたのであれば、残念ながら、このメーカーの意識の低さを疑わざるをえません。
「じゃあオプションで選べば」
と考えるのですが、オプションはメーカーの決めた組み合わせしか選べないようで、サイドエアバックを選ぶためには、スマートカードキーシステムだの雨滴検知ワイパーだの、どうでもいいおまけまでついてきて、結局高くなってしまうのです。ホンダは昔からこうなのですが、好きなオプションだけをピックアップすることができない「おしつけオプション」は相変わらず。ホンダに限らず日本のメーカーにありがちですが、顧客よりメーカー優先のこの体質は、早急に改善してほしいところです。
いろいろと書きましたが、ドライビングプレジャーはともかく「6人乗りマイクロバス」としてはかなり便利そうなエディックスです。遠距離ドライブが楽しいか、疲れないかはわかりませんが、少なくとも、家族で近場で移動するようなケースでは重宝しそうです。
セカンドカーじゃなくて、サードカーだったら検討の余地アリです(爆)。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-08.htm#day01
昨日、やっとBMW1シリーズに試乗できました。

BMW 1シリーズ
走ってみて、最初に感じたのは「軽快感がある」ということでした。
BMW全般もそうですし、Audiやゴルフなどもそうですが、ドイツ車は結構、どっしり感というか重さみたいなものを感じることが多いのですが、1シリーズはそれと対極のひらり感、軽快な印象を持ちました。操作系も、小径のステアリングこそ重たさを感じるものの、アクセルやブレーキなど全般的にタッチは軽めです。
ワタシの318tiと比べても、軽快感は1シリーズの方があります。カタログスペック上の車両重量は同じなはずですが、感覚的には1シリーズの方が動きが軽快です。きっと各種操作系の軽さなども影響しているものと思われます。裏を返せば、どっしり感みたいなものは、318tiもまだまだ負けていないと言えるでしょう。
エンジンやシャシーに関しては、318tiと比べて劇的な変化は感じられないです。まあ、試乗コースは一般道ですし、試乗車はATですから、パワートレインや足回りの比較で差は感じられませんでした。また、ランフラットタイヤを履いているわけですが、ちょっと硬い気もしますが、特に乗り心地が悪いということはありません。
結論として、1シリーズはよくできています。
しかし一方で、ワタシの場合当分は318tiで十分とも思いました。子供が自分で自由にクルマに乗り降りする数年後までは、3ドアの318tiで楽しめるでしょう。数年後には1シリーズも熟成されるでしょうし、次のクルマの有力候補になってくるでしょう。
それにしても、10/2の一般公開初日はディーラーも朝から大変なにぎわいでしたが、2週間経った昨日はお客さんの数も多くなく、落ち着いていました。みなさん、熱しやすく冷めやすいというのか…。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-10.htm#day17
BMWディーラーに用事があったついでに、6気筒セダンの320i M Sportの試乗をしました。目的は2つです。一つはM Sportの足回りの確認、もう一つは6気筒エンジンのフィーリングの確認です。

BMW3シリーズ M Sport
(写真はcarviewより)
さてM Sportのサスは、年式やモデルによって微妙な違いはあるものの、要はスポーツサス+17インチアルミの組み合わせです。ワタシの318tiはスポーツサス+16インチアルミですので、タイヤ&ホイール以外は大きくは変わらない足です。
ちまたでは「スポーティな足だ」「いや、乗り心地が悪い」と評価が真っ二つのM Sportの足ですが、実際にはどんなものか、またワタシの16インチ仕様とどう違うか、大変気になるところです。
さてM Sportの足回りの感触ですが、高速域(70kmh以上)で平坦な道では、ピタリと地面に貼りつくような安定感が楽しめます。コーナーでの安定感もバツグンです。
一方で、中低速域(60km/h以下)での、特に路面が悪いところでは、その悪い状況をそのまんま伝える、という感じです。
評価がはっきり分かれるのは、このあたりに要因があるのでは、と思いました。要は高速道路や路面のよい道路をよく使う方にとっては、その安定性が好まれるのでしょうし、逆に路面が悪いところをよく走る方にとっては、ネガティブな面が目立ってしまうのでしょう。ネガティブな面というのは往々にして、気にすればするほど、ますます気になる、という特性があります。ですから「M Sportは乗り心地が良くないよ」という先入観を持って乗ってみると「ホントだ、やっぱりゴツゴツするね」という評価になってしまうのでしょうか。
ワタシもこのゴツゴツ感はちょっと抵抗があり、もう少ししなやかにいなしてくれるとよいな、と思います。しかし、これは足回りというより、単純に17インチホイールの影響と思います。実際、ワタシの318ti 16インチでは、悪い路面もしなやかに吸収してくれます。アウディ A3のスポーツ仕様でも感じましたが、17インチ以上だとゴツゴツ感がダイレクトに伝わってくるので、このクラスなら16インチの方がワタシの好みです。
6気筒エンジンは音が独特でした。フィールもよい感じです。318tiの4気筒バルブトロニックとは音もフィールも全然違いますが、どちらにしてもBMWのエンジンはいいなぁ、と思います。ただ320iは2300ccですのでそれほどパワフル、トルクフルという感じはしませんでした。
というわけで、いろいろ発見が出来た320i M Sportの試乗でした。
世間のカスタマイズの流れでは 3シリーズでさえ18インチや19インチを履かせる方向もありますが、ワタシだったら装備充実のM Sportを買って、あえてホイールは16インチを履かせる手もありかと思いました。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-11.htm#day21
試乗レポートの連発です。
前から気になっていた新型ゴルフも試乗しました。2000ccのGTというグレードです。

VW ゴルフ
今回のゴルフ(ゴルフ5)で一番変わったのはエンジン、FSIいわゆる直噴エンジンが導入されたのがトピックです。しかし、個人的にはすでにアウディ A3モニターでこのエンジンは経験済みだったので、ゴルフの試乗でも「あっ、A3と同じだ」と発見しただけでした…。もちろんFSIエンジンはスムーズだしパワーも十分。燃費も期待できるでしょう。今回のゴルフで一番進化した部分と言えそうです。 ちなみにポンポンとシフトアップして常に燃費走行気味に走るATのシフトプログラムも、A3とほとんど同じでした。
逆にエンジン以外ではとりたてて進化は感じませんでした。特に内装は、横にあった4代目ゴルフワゴンとは見かけのデザインが違うだけで、特に新型が「新しくなったなぁ」とは感じませんでした。ゴルフの内装はすでに4代目で一定のレベルにまで達したのでしょうし、これ以上やるとアウディとの棲み分けができなくなりそうです。
足回りはGTグレードはスポーツサス+16インチアルミですが、よい感触でした。昨日のBMW M Sportの欄でも触れましたが、やはりこのクラスなら16インチで十分では、と思います。
新型ゴルフは相変わらずゴルフでした。初めてでも違和感なく乗れるし、エンジンもブレーキもスムーズ。いいクルマだと思います。ただ、GTIをマニュアルで乗りたいワタシには正直物足りない感じです。また、A3の異常なくらいのクオリティの高さを経験してしまうと、3ドアでもよいからA3に行きたい、という気持ちもあります。FRならBMW1シリーズもあります。そういう中で、ゴルフは悪くないのですが「ゴルフならでは」というキャラクターが薄れたと思いました。昔のゴルフといえば、小型なのにダントツで安全性能が高いとか、コンパクトカーに高級の概念を入れたとか、常に時代を先取りするクルマだったと思うのですが、今回のゴルフではこれといった画期的なところが感じられなかったのは残念です。「ゴルフだから売れる」という考え方だけでは、今後苦戦するのではないかと思います。実際本国では販売が苦戦しているらしいです。
まあしかし、相変わらず無難な輸入車として、安心感があるクルマです。それこそが今のゴルフの最大のキャラクターなのかもしれません。今後GTIやカブリオといった変わり種も出てくるでしょうから、それらにも期待です。
それにしても、個人的にはFSIエンジンの音を聞いたときに、A3モニターのころを強烈に思い出しました。妻が妊娠9カ月で、まさに出産間近という時期でした。音って不思議なもので、当時の記憶が本当に良く蘇ります。
「あんなにかわいいベイビーが、当時はママのお腹の中にいたんだなぁ。」
ディーラーの営業マンは気づかなかったと思いますが、当時を思い出しウルウルしながらの試乗でした(笑)。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-11.htm#day22
11/21付で320i M Sportの乗り心地について書いたところ、早速BMWオーナー(この方はM Sportでない3シリーズオーナー)から
「乗り心地が悪いのは17インチホイールもあるが、むしろフロント225/45R17、リヤ245/40R17という太いタイヤの影響ではないでしょうか」
とのコメントをいただきました。
なるほど、ワタシも同感です。
11/21付では触れませんでしたが、M Sportの極太タイヤも乗り心地に影響しているのは間違いありません。幅が太いと路面への「センサー」が増えるわけですし、扁平率が下がればクッション性も落ちます。ハイパワーの330ならともかく、320や318でリヤタイヤ245は、ちょっと太すぎなのでしょう。
同じ17インチでも、205/50R17や215/45R17あたりなら乗り心地は悪化しない、という声もよく出ていますので、M Sportも318や320はそれくらいのタイヤサイズの方がバランスがよさそうです。
それにしても、タイヤのサイズはこの10年くらいで相当大きくなりました。昔はスカイラインGT-Rでさえ16インチだったのに、今やミドルクラスやCセグメントクラスですら17インチを履くわけですからねぇ。
おっと、発言がヂヂくさくなりましたので、今日はこのへんでやめておきます。
リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2004-11.htm#day27
Last updated : 2004.11.27