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ひとりごと厳選集(GM特集)

「管理人のひとりごと」からテーマごとにピックアップした厳選集です。

このページは、GMに関するネタを集めた「GM特集」です。

2010年6月1日(火):GMの経営破綻から1年

GMの経営破綻から1年が経ちました。

残念ながら、未だ再建の道筋は見えない、というのが現状です。
特にオペルの件は混沌としています。ワタシは個人的にオペルは大好きですが、こうも先行き不透明だと、今後オペルのステアリングを握る機会はもうないかもしれないな…、と思ってしまいます。

今更ながら、アストラを所有する機会があってよかったです。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2010-06.htm#day01

2009年12月2日(水):GMのCEOがもう辞任とは…

今年春に就任したGMのCEOが、もう辞任してしまったそうです。
わずか半年で放り出してしまうとは…。GMは今後も前途多難です。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-12.htm#day02

2009年8月29日(土):オペルがはっきりしません

オペルの売却先がハッキリしません。

5月にはカナダの部品メーカー・マグナに決定、という話もあったと思いますが、未だに決まっていないようです。

親方が決まらないと企業の方向性が見出せません。
方向性が決まらなければ、個別の戦略、戦術、具体的なアクションも立てられません。ビジネスとしてはとても大きなロスです。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-08.htm#day29

2009年6月2日(火):GMがやっと破綻

6月1日、GMがとうとうチャプター11(連邦破産法11章の適用申請)となりました。
予想通りの出来事で、何ら驚くに値しません。いやむしろ遅すぎたくらいです。

それにしてもオバマの実行力はすばらしいです。
大統領就任当初は「破綻させない」と発言していました。民主党の立場からすれば、そう発言するのはやむをえません。
しかしGMなんてどう考えても破綻処理なしの再生は不可能でした。

そこでまずGMの「ミスターCEO」かつ「諸悪の根源」であるワゴナーの首を斬りました。これがすばらしい。大英断です。ワタシからすれば「やっとやってくれた!」と拍手喝采モノです。
そして破綻処理。これはリーマンのようにいきなりでなく周到な準備を進めて軟着陸させました。おかげで市場の混乱はまったくなし。いや、株価はむしろ軽く上昇するほどでした。すばらしい手腕です。

過去の発言にとらわれすぎず、常に状況を判断しながら最適な打ち手を、タイミング良く積極的に施す、オバマ政権はすばらしいです。
すべてが後手後手な日本とは大違いです。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-06.htm#day02

2009年5月31日(日):オペルの売却先はマグナ

GM傘下の自動車メーカー、オペルの買収先が決定しました。
カナダの自動車部品メーカー、マグナ社とのことです。

フィアットとの提携が実現しなかったのは、ちょっぴり残念でした。
しかし、わけのわからん投資ファンドに買われて、マネーゲームに翻弄されるよりはマシでしょう。部品メーカーが自動車メーカーを買うのもすごい話ですが、オペルにしては生き残りのために、背に腹は代えられないはずです。

マグナと組みオペルがどうなるか、ワタシには想像がつきません。
日本市場にオペルが戻ることは当分なさそうですかね…。
しかし、マグナとのコンビで元気を取り戻し、いつかまた日本で乗れる日が来ることを期待しています。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-05.htm#day31

2009年5月5日(火):フィアット、クライスラー、そしてオペル

経営破綻したクライスラーは、伊フィアット傘下で再建を目指しています。

最近のニュースでは、このグループにGM系のオペルも加わる、という話が持ち上がっています。まだ憶測の域を出ませんが、ありえない話ではありません。

フィアットにクライスラー、そしてオペルか…。
これは面白いかもしれません。

以前にも書いたとおり、フィアットとクライスラーだと、率直に言って合併のメリットはあまり見出せません。両方ともデザインは強いですが、技術的に先進的なものを持っているとは言い難いからです。また生産規模もスケールメリットが出るほどではありません。

しかしオペルがくっつくと、少なくとも生産規模では年間600万台レベルとなり、VWグループに迫ります。またオペルは環境性能は未知数ですが、少なくとも走行性能と安全性能はドイツ車らしく良いものを持っています。

一方、近年はデザインも良くなったとはいえ、元々地味な印象なオペル。これがフィアットやクライスラーのデザイン力で垢ぬけたら、かなり面白い存在になると期待できます。

オペルは元々GM系列でアメリカ資本への抵抗は少ないと思われます。また南ドイツを拠点としておりドイツ車の中ではラテン気質もあるので、フィアットとの組み合わせも案外よさそう。もちろんフィアット、クライスラーにしても、頼もしい「第三の仲間」になりそうです。オペルはここまま黙っていても巨大船「GM丸」は沈没するだけだし、早めに決断した方がよいのでは、と思います。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-05.htm#day05

2009年4月2日(木):GMの無能CEOワゴナーがやっと辞任です

GMを経営難に追い込んだ無能CEOワゴナーがやっと辞任することになりました。
オバマ大統領による実質的な更迭といえる人事です。

GMはやはりチャプター11を適用して、労働組合をはじめとする負の遺産を清算して、ブランドを絞って出直すのがよいと思います。

そして、日本にオペルが帰ってきたら嬉しいのですが。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-04.htm#day02

2009年3月21日(土):AIGの巨額役員報酬

経営破綻寸前となり巨額の公的資金注入を受け再建中でありながら、役員に巨額のボーナスを支給していたAIGに非難が集まっています。

民主党のホーデス議員が面白いことを言っています。
「AIGはarrogance(高慢)、incompetence(無能)、greed(強欲)の3文字だ」
まったくその通りと思います。

しかも「契約だから」などと正当化しようとするあたりが、さらにたちが悪いです。まあ、こういう役員の低モラルさがアメリカの経済を失墜させたともいえます。

GMの無能CEOワゴナーも2008年度は545万ドル(約5億3000万円)もの報酬をもらっています。前年度比61%減だそうですが、それでもまだこんなにもらっているとは! しかもGMの危機は決して08年9月以降に始まったのではありません。無能ワゴナーによる長年の怠慢経営が超巨大自動車メーカーの体力を少しずつ弱らせたのです。GMはこんな無能に巨額な報酬を払うより、2010年代を生き残れる環境対策車の開発にお金を使うべきでした。

これを機会に、バブルすぎた米国企業の役員報酬相場は縮小されるべきでしょう。いくら優秀な人材といっても、一人に年間何億何十億というのは異常です。会社役員は本来、巨額の報酬目当てではなく、崇高な企業理念の実践を追求すべきなのです。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-03.htm#day21

2009年2月21日(土):サーブが経営破綻

スウェーデンの自動車メーカー、サーブが経営破綻しました。

まあ、予想されたというか、やむをえない状況かと思います。親方GMはあの状況だし、サーブも近年は台数が落ち込み世界で10万台を割り込む低迷ぶりでした。実際にクルマを見ても、最近の9-3などたいして強みもなくパッとしないですからね…。

今後はやはり親方GMである独オペルの動向が気になります。
サーブはオペルと異なりヨーロッパでは存在感のあるメーカーですし、個人的にもアストラーオーナーだったこともあり、オペルは好きなメーカーです。オペルはなんとか存続できることを祈っています。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-02.htm#day21

2009年2月20日(金):GMとクライスラーが追加融資を申請

GMとクライスラーは17日に、経営再建計画を提出したようです。

一方で、新たな追加支援も依頼したとのこと。
「母ちゃんまた金貸してくれ」ということですかね。

アメリカ政府は、このバカ息子は早いところ突き放した方がよいかと思いますが…。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-02.htm#day20

2009年2月17日(火):GM労使交渉決裂

GMの労使交渉が決裂しました。

米政府に提出する経営再建計画を巡る米ゼネラル・モーターズ(GM)と全米自動車労組(UAW)の労働条件改定交渉が決裂した。複数の米メディアが14日報じた。同じく政府支援を求めているクライスラーもUAWとの交渉が難航。両社にとってUAWの譲歩を引き出せるかは政府支援を得る上で最重要課題だったが、17日の提出期限を目前に控え、計画策定自体が暗礁に乗り上げた形になった。

Nikkei.net 2009年2月15日付

17日が再建計画の提出期限だというのに、こんなので大丈夫なのでしょうか?
UAWは自らのわがままが自らの首を絞めることを自覚して、妥協すべきでしょう。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2009-02.htm#day17

2008年12月20日(土):GM、クライスラーにつなぎ融資の支援決定

かねてから懸案だったGM、クライスラーへの支援は「つなぎ融資」という形で実現することになりました。

クリスマス休暇直前のドタバタ劇でしたが、これでどうにかGM、クライスラーとも年内の倒産は回避できる模様です。

いやいや、そんなレベルで喜んでいる場合ではありません。
両者ともビジネスモデルの抜本的な改革を急がないと、この融資でさえ無駄なお金になるでしょう。GMはボルトの開発、生産を最優先にすべきでしょうし、クライスラーは持ち前のデザイン力で、起死回生のヒット作を作るしかありません。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-12.htm#day20

2008年12月19日(金):ボルトの工場までリストラ対象にするGMの勘違い

GMへの政府の救済交渉が大詰めです。

ビッグスリーは一生懸命リストラ策を提案するのに必死ですが、GMはあらたに「これは明らかに過ちでは?」と思えるような決定を下しました。

なんと、GMの次世代環境車ボルトの工場建設を延期する、というのです。

以前も指摘した通り、ボルトはGMの救世主になるかもしれない、唯一可能性のあるクルマです。今、GMが一番しなくてはいけないのは魅力的なクルマ作りで、ボルトはGMの中では唯一その可能性があるクルマ、GMの全リソースを結集して造り上げなくてはならないクルマなのです。

しかし、そのボルトまでリストラの対象にしてしまうとは…。
GMの経営陣は本当にバカです。滑稽です。もうおしまいです。

この決定は「重病の元・大横綱」へのとどめの一撃となるかもしれません。
そんな予感がします。
数年後、今日の「ひとりごと」を読んだときどう思うでしょうか?

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-12.htm#day19

2008年12月13日(土):アメリカ自動車メーカー救済法案が廃案に

アメリカのビッグ3(フォードは使わないとのことで実際にはGMとクライスラー)への融資を巡る法案が、11日のアメリカ上院で可決に必要な票を得られず、法案は廃案になる方向です。

なんでも滑稽なのは、融資の条件の一つである「労働者の賃金をトヨタ、ホンダ並みに引き下げろ」という要求に対し、全米自動車労働組合(UAW)が反対したこと。賃金引き下げを拒否すれば雇用そのものが危うくなる、という単純なことも理解できない、UAWというのは本当にお馬鹿な団体です。これでは金融危機に関係なく、アメリカの自動車メーカーに競争力がつかないのも当然といえます。

ただし、これを更新したのは日本時間13日(土)午前9時ですが、アメリカ時間の12日(金)深夜、あるいは週末にも大幅な動きもあるかもしれません。引き続き注視します。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-12.htm#day13

2008年12月7日(日):ビッグ3救済策

アメリカ議会において、ビッグ3へ150億ドル(約1兆4000億円)規模のつなぎ融資を実施する方針がまとまったようです。これが実現すれば「GMが年内に倒産」というシナリオはとりあえず避けられそうです。

とはいえ、法案が議会を通過するかどうかは不透明です。
仮に法案が可決されて融資が実現したとしても、ビッグ3のビジネスが根本的に変わらない限り、単なる延命処置で終わることになるでしょう。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-12.htm#day07

2008年11月23日(日):GMの根本的な問題点と解決策

「沈む夕日」「栄枯盛衰」「引退寸前の大横綱」etc
GMを形容するにはそんなフレーズしか浮かばないくらい、大GMが終わっています。

GMの問題は「製品」と「販売戦略」によるものが非常に大きいです。
もちろん労働組合や保険料の問題もありますが、自動車メーカーの生業として考えるならば、GMの問題は「市場ニーズに合致した製品を提供できないこと」と「売上、台数、シェアなどの数字をよく見せるための不可解な販売戦略」につきると思います。

「製品」の観点では、やはり次世代への環境技術で大きく遅れているのが響きます。
「販売」面も問題が大きいです。トヨタからNo.1の座を奪われないため、株主の配当のためなどと短期的な目的のために値引きや低金利ローンでの販売を乱発し続け、ブランドイメージは失墜しました。また世界第三位の市場を持つ日本をまったく無視しているのも問題でしょう。オペルなど、もうちょっと上手にやれば日本で台数を稼げるブランドをまったく活用できていないGMは、本当にいけてないです。

話が逸れますが、今のグローバルの自動車メーカーの中で、本当に生き残れるかどうか、一つの試金石になるのが日本市場では、と思います。日本市場は

などなど、製品に課せられるハードルが極めて高い市場です。
逆にいえば日本で成功するようなら、他のどの国に行ってもおおむね成功するでしょう。

そういう中、日本市場でまったく勝負にならない、一部の愛好家にしか選ばれないアメ車は、すでに崩壊のサインが出ているといえます。

では、GMはどうなるべきか。
これは大変難しいし、答えが簡単に出るならここまで苦労はしていないでしょう。しかし一つのヒントは昔から言われる「困難は分割せよ」にあると思います。GMにおいては、多数あるブランドをそれぞれ切り離し、再建なり売却なり整理することです。例えばハマーはVWポルシェに売却し、次のハマーHシリーズはカイエン、トゥアレグと車体を共有する手もありかもしれません。シボレーはBMWに売却し、次期コルベットをBMWシャシー+伝統のOHVエンジンで造る手が考えられます。サターンとかポンテアックなんてのは、もう潮時とも思えます。オペルやサーブも、それぞれ独自で歩む道を探すのがよいのでは、と思います。

そして、GMは諸悪の根源である無能CEO、ワグナー氏を早急に解雇すべきでしょう。
GMは一体いつまでこの無能CEOに沈みかかった巨大船舶のキャプテンを任せるのか、ワタシはかねてから疑問でしょうがないのです。今回の経営責任を金融危機のせいにするような無能は、即刻去るべきと思います。

ワグナーに限らず無能経営陣を刷新し、ブランドを整理してスリムになれば、GMは少しは息を吹き返すのでは、とも思います。あとは次世代車ボルトに全リソースを集中することでしょう。瀕死の三菱がアイというものすごいクルマをリリースして息を吹き返したように、GMがボルトをものすごいクルマに仕上げれば、復活は可能なはずです!

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-11.htm#day23

2008年11月22日(土):ビッグ3への支援決まらず

今週、アメリカ自動車メーカービッグ3の救済を巡る公聴会が行われました。

しかし結論としては、ビッグ3への救済策はまとまりませんでした。
まあ当然でしょう。ビッグ3の低迷は、金融危機より以前から始まっていたことですからね。長年の経営陣の怠慢のツケが来ただけです。

また、融資を得るための再建策が、いわゆるリストラ策ばかりなのも発想が乏しいです。これでは単なる延命処置、問題の先送りでしかありません。もっと、彼らがどうやったら日本、ドイツに奪われた自動車産業のリーダーシップを奪還できるか、という視点で再建策を盛り込むべきでしょう。

明日、明後日でGMとフォードについて、もう少し掘り下げて書いてみます。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-11.htm#day22

2008年11月19日(水):GMはスズキ株売却、フォードはマツダ株売却

アメリカビッグ3は依然として厳しいです。
GMはとうとうスズキ株を売却、フォードはマツダ株を売却します。

この株安のタイミングで有価証券を切り売りするあたりに、彼らの戦略の迷走ぶりが伺えます。もう、この先長くはないだろうな、と思わせます。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-11.htm#day19

2008年9月20日(土):GM解体の序章?

「GMがトラック部門をいすゞに売却提案」というニュースが出ています。

いよいよ来たか、というところです。
もはや死に体の巨人・GM。これからはマグロの解体のごとく「ハマーはそっち」「シボレーはあっち」などと解体ショーが展開されることも予想されます。

しかも、こういう動きは市場や世間が思っている以上に早く進むもの。いすゞのニュースはその序章に過ぎず、今後より大きなニュースが入るかもしれません。ワタシも心の準備(?)をしておこうと思います。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-09.htm#day20

2008年9月16日(火):GMが100周年

今日2008年9月16日、GMが100周年を迎えます。
ワタシもオペル・アストラオーナーなので、一応大GMグループの一員(笑)。アストラのパーツには「GM」とマークされているので、GMのことは毎日意識しています。というわけで、100周年を祝いたいと思います。

それにしても、100年続いたあとは「次の100日はもつだろうか」というくらいヤバイのが今のGM。ガス食い巨大アメ車の時代はもう終わりました。いかに魅力的な小型車を造れるかが命綱で、復活のカギを握るのは傘下のオペルと見ています。

ズバリ、次のアストラに賭けるしかないでしょう。デザイン、走り、燃費、環境などあらゆる面でゴルフやプリウスを超える出来になり、欧州でハッチバックを、北米でセダンを売りまくれば、復活もあるのではないかと見ています。

次のアストラにそこまで期待するのは八番バッターに逆転満塁ホームランを期待するようなことかもしれません。しかし、それくらい切羽詰まっているのが今のGMです。

話がそれましたが、GMの100周年を祝いたいと思います。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-09.htm#day16

2008年6月24日(火):GMの今後はどうなるか

久しぶりに、当たらないと評判のakimitsu.net予想です。
今日は大胆にも、GMの今後を予想してみます。一部妄想も入ります(笑)。

まず、昨今噂される「GM倒産説」ですが、さすがにいきなりの倒産はないでしょう。
一応まだキャッシュはある、というのが根拠です。

しかし、ブランド解体は濃厚と思われます。
かつで英ローバーが辿ったようにです。

GMの主要なブランドのうち「ハマー」「キャデラック」「シボレー(特にコルベット)」は価値が高いので、どこかが買収することになるでしょう。一方それ以外の大衆系ブランドは消滅するでしょう。

特にコルベットはBMW、あるいはマツダが手を出すと面白いです。ともに社是が「前後重量配分50:50」というメーカーで、コルベットのような重量配分50:50のFRスポーツカーを作るのはお手のものです。GMが造るより優れたコルベットができるのでは、という気さえします(爆)。

ただしマツダはフォード傘下なので、ライバルGMのブランドを買う、というのは難しいでしょうか。しかしなんでもありの業界なので、可能性はゼロでもないでしょう。
しかし現実的にはBMWが濃厚です。ミニを復活させた実績もあります。もしBMWが次期コルベットを開発する場合、Z4と車格が被るので今後どう棲み分けるかがポイントになるでしょう。

さて、気になるのはGM傘下のドイツメーカー、オペルの存在です。
オペルは単体でもどうにかやっていけるでしょうから、もしGMにもしものことが起きた場合、ガンダムからコアファイターが切り離されるがごとく、脱出するケースもありえます。

ただ、欧州しか主要な販路がなく、技術的なアドバンテージも少ないオペルは単体では将来的には厳しいでしょう。そこで他社と組む可能性も大いにありえます。特にアジアに弱いので、日本メーカーと組む選択肢は当然浮上するでしょう。

そこで日本メーカーの様子を見てみますと、まずマツダはフォード傘下なのでオペルとの結婚はないでしょう。多分。三菱は仏PSA(プジョーシトロエン)とのアライアンスを強化しているので、これまたオペルと組むことはなさそうです。日産はルノーと組んでいるので、これまたなさそう。

ホンダは独自路線ですが、ひょっとしたら提携がありえるかもしれません。
オペルとホンダは、どちらがマネしているのかわかりませんが、どことなくデザインに共通項があります。また日本と北米に強いホンダと、欧州に強いオペルなら販売戦略上の支障も少ないでしょう。またモータースポーツなどでの因縁もありません。
ホンダから積極的に手を挙げるとは思えませんが、オペル側が「うちを買ってください」というシナリオはひょっとしてあるかもしれません。

まあしかし、日本メーカーでオペルと組む、あるいは吸収するとしたら、資金力があり欧州での販売を伸ばしたいトヨタが手を出す、というのが一番ありえる話です。

というわけで、もうかなり妄想入っていますが、将来ひょっとしたらオペルはホンダ、あるいはトヨタと組むかもしれません。現在世界の自動車技術をリードしているのは日本とドイツなわけで、その二カ国が組んだ自動車メーカーというのは相当面白い存在になるはず。オペルは老舗のメーカーで、安全面の優れたノウハウがあり、安いクルマを欧州各地で(それもかなりマイナーな国で)売るのが得意です。一方ホンダやトヨタはハイブリッドや次世代エコカーの開発力の高さがあり、販売面では日本と北米に強みがあります。それぞれが補完の関係になり、非常に興味がわきます。

そして将来、ホンダかトヨタディーラーでオペル車の扱いが始まればよいのに…。
と、さすがにこれは夢物語すぎますが(爆)。

今後もGMの動向に目が離せません(汗)。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-06.htm#day24

2008年6月23日(月):GMは逆転負け寸前です

最近毎日のようにGMのニュースが流れています。
悪いニュースばかりです。「5月のシェアはX%下落」「上半期の売上予測はX%ダウン」etc。トヨタに逆転されるのも時間の問題と思われます。

これは野球に例えると…
G軍vsT軍の戦いは、9回表までG軍が7-6でリード。しかしT軍は9回裏の攻撃で無死二、三塁の絶好のチャンス! しかも打順は三、四、五番。スコアはG軍が上ながら、誰が見ても勝利の確率はむしろT軍の方が高いのが明確。
今のGMとトヨタを野球で例えるならこんなところでしょうか。

しかもT軍は三番ハイブリッド車、四番次世代燃料電池車と手厚いクリーンアップを擁する一方、G軍マウンドのクローザー・ガス食い大型車は抑えるどころかストライクも入らない有様です。ブルペンにもガス食い大型車しかいないので代わりもいません。

もうT軍の勝利、G軍の衰退は時間の問題になってきました。
もはや興味は「その時がいつか」ではなく、今後のGMがどうなるかです。明日のこの欄ではGMの今後がどうなるかについて、久しぶりに「当たらないと評判のakimitsu.net予想」をします。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2008-06.htm#day23

2006年7月17日(月):日産ルノーとGMの提携話

日産ルノーとGMが提携話を進めています。

もし実現すれば、年間生産台数約600万台の日産ルノーと約900万台のGMで、計1500万台の超巨大自動車企業グループとなります。GMに肉薄して世界一を伺うトヨタとしては、穏やかではない話でしょう。

ただし、ワタシはこの提携は懐疑的です。
理由の一つは、GMはもはや「引退して成人病に悩む元横綱」とでもいうべき状態。日産ルノーにとっては、これを抱え込むのはメリットよりリスクが大きいのでは、と思います。ただでさえ、日産は自分のところの状況が芳しくない状態です。おそらくは元横綱・GMに対し、カルロス・ゴーン氏主導によるコストカットでのフィットネス向上、じゃなくて収益力回復を狙うものと思いますが、プライドの高いアメリカの元横綱がゴーン流を受け入れるのかどうかは疑わしいものです。

また、日産ルノー、GMとも、それぞれ他社と連携をしています。GMはトヨタとも合併生産で緊密な関係があります。そういった複雑な利害関係をどう調整するか、なかなか難しい問題と思います。

そして日産ルノー、GMとも次世代車の開発で進んでいるとは言い難いのも気になります。いわばこの分野では「弱いもの同士」の合併。これで競争力が1+1=2となるかも疑問です。

率直に言うと、マーチオーナーであるワタシが、日産の立場で言わせてもらうならば「この縁談はやめとけ」となります(爆)。しかし、決めるのはワタシではありません。日産ルノーがこの提携話をどうするかを、引き続き注目します。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2006-07.htm#day17

2006年5月11日(木):さよなら、オペル

オペルが日本市場から撤退することになりました。

「オペル車」日本市場撤退、GMリストラ策の一環

米ゼネラル・モーターズ(GM)日本法人のGMアジア・パシフィック・ジャパン(東京・品川)は8日、独オペル車の販売を年内で終了すると発表した。経営不振が続くGMのリストラ策の一環。オペルの販売は低迷が続いていることから、日本市場から事実上撤退する。

販売を中止するのはワゴン「アストラ」など全5車種。オペルは最盛期の1996年には約3万8000台を販売したが、05年は約1800台に激減。排ガス規制など日本仕様に変更するコストや円安、ユーロ高の影響を吸収できなくなった。修理などのアフターサービスは継続する。

GM日本法人はこれまで、輸入車大手のヤナセなどが経営する全国83店舗でオペル車を販売していた。今後は米「キャデラック」とスウェーデン「サーブ」の2ブランドの販売に特化する。

経営不振に苦しむGMは今年に入り、スズキやいすゞ自動車の保有株式を売却するなど世界規模のリストラを進めている。日本法人でも人員削減などに取り組んでおり、オペル車の販売中止もその一環。

NIKKEI.net 2006年5月8日付より)

ヴィータやアストラ、スピードスター、変り種ではティグラなど、マイナーながら面白そうなクルマも出していたオペルですが、残念ながら日本市場から去ります。

たしかに、日本市場では苦戦が続いていました。最量販車種だったヴィータは、例のヴィッツ効果で国産コンパクトのレベルが格段に上がった2002年以降、すっかり不振に。そこでヴィータをテコ入れすりゃいいものを、何を血迷ったかヴィータを止めて、代わりにメリーバなどという「背だけ高くて5人しか乗れないなんちゃってミニバン」を投入してしまいます。これでさらに低迷したオペルは新しいアストラなどで巻き返しをはかるも、時すでに遅しでした。

欧州市場ではヴィータ(本名・コルサ)もアストラも絶好調で、クルマとしては悪くないのですが、日本での販売体制や戦略で失敗した、といえるでしょう。もちろん、親方GMの不振のアオリをまともに食らった、というのもオペルにとっては不幸でした。

ワタシも今回のセカンドカー選びで、2002年モデルあたりのヴィータも候補の一つでした。お値段はお手ごろで平成17年式マーチの半分です。予算の少ない身にはかなり魅力的に見えました。
しかし、アフターサービスなどを考えると、やはりマーチにしておいて正解だったと思います。ヴィータはあと何年安定して乗れるかわからないし、もし売るとなるとリセールでガッカリするでしょう。マーチなら10年は安心して乗れます。

クルマ、特に輸入車はクルマ単体の評価だけで必ずしも判断できないのが難しいところです。アフターサービスはもちろん、その底にある企業のカルチャーや財務状況もチェックしておく必要があります。会社として危ないメーカーやインポーターのクルマは買うものではないですね。ローバーやオペルからはそういうことを学びました。

リンク用URL - http://www.akimitsu.net/column/2006-05.htm#day11

Last updated : 2010.06.01