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のサーキット走行についての考えを、一応書いておこうと思います。
サーキット走行の目的
ワタシなりに考える、サーキット走行の目的は
1.運転技術、特に限界付近での挙動を学習する
2.単純に運転を楽しむ
3.闘争本能を健全に発揮する
が挙げられます。
「1」ですが、車の限界付近での挙動を学習するには、やはりサーキットやジムカーナ場などが最適と思います。公道ではあまりに危険だと思います。
限界とは、具体的には例えば「高速コーナーでタイヤのグリップを横方向に使い切っている」とか、「ストレートエンドでフルブレーキングして低速コーナーにターンインする」などでしょうか。他にもありますが、サーキット走行はストレートもコーナーも、だいたい限界付近、言い換えるとタイヤのグリップをフルに使っている状態ですので、その車の素性や、ドライバーのテクニックの未熟さが現われると思います。
このような練習は、公道ではまずできません。しかしこのような状況は、公道でも起こりえます。例えば急に飛び出しがあって急ブレーキを踏むとか、カーブで反対の車が飛び出してくる、などです。このようなケースの場合でも、限界付近でのコントロールに慣れていれば、事故を回避できる可能性があります。
「2」ですが、ワタシは単純に運転が大好きです。自分の狙ったとおりにコーナーを抜けられたとき、うまく車をコントロールできたときには、この上ない快感を覚えます(まあ、そういうことは稀ですが)。「1」で学習が云々と言いましたが、結局は運転が大好きだから続いているのだと思います。
「3」ですが、誤解や反対意見も覚悟の上で書きますが、動物、特にオスは本来、闘争本能を剥き出しにして生存競争をするものだと思っています。一方、現代では闘争本能を発揮する場面はほとんどないのが現状です。ケンカなどはご法度ですし、徒競走をするわけでもありません。まあ仕事や受験が、形を変えた生存競争なのかもしれませんが、そういったものを「闘争本能を剥き出しにして」やるのも、あまりスマートではないと思います。
こういう生存競争のない生活に浸って、闘争本能を発揮しないと、人間が穏やかを通り越してどんどんサビついてしまうように感じます。
そこで、シンプルに闘争本能を発揮する場として、サーキットは悪くないと思うのです。
とにかく目の前の車を追いかける、今の順位を守り抜く、あるいは単独で難コーナーに挑む。そういった行動によって、サビつき気味の闘争本能が復活するように感じます。他のスポーツでもよいのですが、サーキットは特に、競争がシンプルなので、闘争本能を磨くのにはよい場所だと思います。
もちろん、マナーの範囲内での話です。自分の車を壊してはいけないですし、相手に絶対にご迷惑をかけてはいけません。ルールの中で、闘争本能を健康的に発揮する方法として、サーキットを走る。要はストレス解消なのだと思います。

サーキット走行の大原則
これはただ一つだけ
「来た車で帰る」
です(苦苦笑)。
インテRの悲劇は、二度と繰り返さないように誓います。
もちろん、人様にも絶対にご迷惑をかけないようにします。

100%を超えない走り
ワタシは本職のレーサーではありません。また、使用している車は自家用車であり、ワタシの大切な資産でもあります。というわけで、ワタシのサーキット走行は、車を絶対に壊さない、というのが大前提です。
そのために気をつけているのは、人、車ともに、100%を超えないようにすることです。
例えばレブカウンターで言いますと、FDのレッドは8000回転で、それ以上は絶対に回すな、といわれています。ところでベストモータリングでの土屋圭市さんやガンさんの走りを見ていると、シフトアップはジャスト8000回転まで引っ張ってから行っていますし、シフトダウンにおいても、アクセルをあおるときに8000回転ギリギリまで針が入っています。この動作を常に正確に行うんですから驚きです。これが100%の走り、プロの走りなのでしょう。
しかし、ワタシはそこまでの技術もありませんし、また車を壊すのだけは避けないといけません。
というわけで、レブカウンターは少し余裕を見て、7500回転程度にしておくことにします。これなら、少し動作が狂ったとしても前後300回転くらいで収まるので、8000回転を超えてしまうのは避けられるからです。
同じような考えで、人も車も、能力の100%ではなく、95%くらいで走るようにします。
技術が未熟なうちは、前後5%くらいの誤差が出ると仮定すると、ターゲットを95%にしておけば、90%から100%の間で走れることになります。もしこれでターゲットを100%にしてしまうと、実際には95%から105%の間で走ることになるので、100%を超える瞬間が発生します。これは大変危険だと思います。
技術が成熟して、誤差を前後2%くらいにすることができれば、ターゲットを98%にして、96%から100%の間で走るようにしたいと思います。プロはこの誤差が限りなく少ないので、常にほぼ100%で走ることができて、しかも100%を越えることもないのだと思います。
あくまで感覚的なことですが、100%ではなく95%±5%の走り、慣れてきたら98%±2%の走り、さらに熟練したら99%±1%の走り、これを目指したいと思います。具体的には、雑誌などでノーマルのFDで筑波のタイムは1分5秒くらいです。プロがドライブしてこのタイムですから、ワタシとしては同じタイムを目指すのではなく、FDなら1分7秒くらいを当面の目標にしたいと思います。

タイム
タイムは上達の目安だと思います。基本的には、速ければ速いほどよいです。
ただし、タイムが絶対ではないです。怖いのは、タイムを向上させようとする気持ちが強すぎて、本来の目的を見失ってしまうケース。もっと怖いのは、同じく気持ちが強すぎるあまり、車や人の限界を越えてしまうケースです。というわけで、タイム向上の誘惑に負けないよう、調子の良いときほど、そこそこにしておこうと思います。

まずはノーマル主義
ワタシは車はノーマル主義で、あまりいじる方ではありません。
ノーマルにする理由ですが、詳細は別のところで書こうと思いますが
1.メーカーが熟成を重ねた車が、結局は一番出来がよく、バランスもよい(だろう)
2.ノーマルの方がリセールに有利
3.いじるお金がない
などです。
まずはノーマルの能力をフルに発揮できるようにするのが先決だと思います。
よくあるのが
「オレのセブン、タイムが伸び悩んでいるんです」
「タービン変えてブースト上げてSタイヤ履けばタイム上がるよ」
というパターン。パーツを変えてタイムが上がるのは当たり前ですし、これでは何の意味もありません。
ここではちょっと大げさに書きましたが、多かれ少なかれ、このパターンにはまっている方が、サーキットには意外と多くいます。もっというと、ゴルフやらテニスやら「道具で上達する」と考えている方が、世の中には少なくないようです。本当は、例えばガンさんがワタシのFCに乗ったら、信じられないくらい速く走るはずなのです。
というわけで、これはYRSのトム先生の教えでもあるのですが、チューニングは車より人間が先です。ですので、ワタシの場合、人間がある程度上達するまで、車は当分ノーマルのままです。(まあ安全装備くらいは揃えていくかもしれませんが)

ドリフトかグリップか
結論から言いますと、どちらでもないと思っています。
一般的な解釈からすると、ワタシの走りは意図的にリアを滑らせるわけではないので「グリップ」なのでしょう。本当は、4輪をドリフトさせながら自在にコントロールできたらいいなぁ、とは思っています。
しかし、ワタシの考えているドリフトは、世間一般での解釈とは少し違うと思います。
よく「ドリフト族」なる言葉があり、世間一般ではリヤを滑らせればすべてがドリフト走行、と思われているフシがあります。しかしワタシの考えているドリフトはもう少し狭義で、WRCなどで見られるような、4輪を滑らせて、カウンターステアもしくはニュートラルステアのまま速く曲がってゆくコーナーリングを指しています。
それ以外の、例えばリアだけツルツルのタイヤを履かせたり、足回りのセッティングをテールハッピーにして、リヤだけを滑らせるのは、ワタシの目指しているドリフトとは少し違います。
ワタシが目指しているのは、ドリフトかグリップか、というよりは、いかに速く、ムダなくコーナーリングができるか、ということです。そのための手段がドリフトの方がよいならドリフトですし、グリップの方がよいならグリップで、という感じです。

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